★日程
1日目 2017 年 12 月 4日(月曜日)
7:30 ~ 8:00 集合・受付
8:00 ~ 8:30 開会式
8:30~ 8:50 ボランティア自己紹介、アイスブレイク
8:50 ~ 10:00 講義「授業研究とは?」
10:00 ~ 10:30 休憩
10:30 ~ 12:30 専門家講義「グアテマティカについて」
12:30 ~ 13:30 昼食
13:30 ~ 15:30講座「授業観察の視点」
15:30~ 15:45 休憩
15:45 ~ 16:05 観察シートを使って授業(ビデオ)を評価する。
16:05~ 16:45 事後検討会
16:45 ~ 17:00 振り返り・諸連絡
受付開始。
時間にルーズなグアテマラですが、今回はたいていの参加者が時間通りに来てくださいました!
参加者の心をほぐすアイスブレーク。
遊ぶところでは、しっかり遊んでくれるのがグアテマラ人のいいところ。
「授業研究とは?」の講義。
今回の研修会の柱となる授業研究について、導入済み地域も、未導入地域も一緒にそのシステムや効果を一緒に考えました。
隊員一同、心より楽しみにしていた専門家による「国定教科書グアテマティカについて」の講義。
教科書作成から携わっているこの専門家の話は、グアテマラ歴も10年でグアテマラ人に聞かせる講義法もすばらしかった!
内容は、教科書ができるまでの道のりやその学習効果、指導内容についてわかりやすく、そしておもしろく展開していただきました。
こちらは、1年生のひき算のテーマの教科書ページを指導順に並べ替えるアクティビティ。
ゲーム感覚でひき算の指導順序を考え、その系統性を学ぶとてもいい活動になりました。
午後
「授業観察の視点」について、新たな観察シートの項目に沿って、そのような視点で授業を見ていくのか、ビデオの比較や体験型の活動でよい授業とは?について考えてもらいました。
このコマのために、私の任地サンティアゴアティトランで、パイロット校の先生にお願いして、よい授業、わるい授業のビデオ比較をするために授業を撮影させていただきました。ご協力いただいた先生方に感謝。
授業を見る視点を養った後、実際に一つの授業をビデオで見ていただき、観察シートにその評価を記入してもらいました。
このビデオの授業者は、別の隊員のカウンターパートが引き受けてくれました。
グアテマラでは、人に授業を見せるということは、決して容易にできることではありません。
ましてや、研修会で60人もの参加者に授業を見せ、ディスカッションの材料にするということは、簡単なことではなかったはずですが、そんなお願いにも協力してくれたこの授業者の方に大感謝。
授業観察をしたあとは、事後検討会。
いい点、問題点、改善案をテーマごとに分類していきます。
初めてのやり方で戸惑った参加者も多かったことと思いますが、みなさん本当に積極的に参加していました。
5人一組のグループ討議の後は、3グループが集まって全体会。
発表内容は、
1、問題点
2、問題点が起きた要因
3、改善策
の3点。これをグループのファシリテーターが簡潔に発表。
このような内容で一日目終了。
会場となっているホテルからの豪華な景色。
予定はキツキツですが、この開放的な空間に何度も助けられました。
この日は、初日でしたし、自分が担当しているパートが多かったので、始終気をはっていました。
しかし、参加者の方々が想像以上に積極的な態度を見せてくださったので、どれも本当に濃い時間となりました。
いいスタートがきれたようです!