机には、学校名を書いた紙を貼り、場所の指定。
集合時間の10時半、やっぱりこないよね~~、時間通りにはね。
70%ほど着いたところで、説明スタート。
今回は、県教育事務所の方も応援に来てくださり、お言葉を頂戴する。
全員でおよそ190人の受験者、130人は午前校の先生で、午前に。残り 約50人は午後に受験。他の10人は私立の学校で明日開催予定。
ってことで、130人の受験者を一気に受け持つため、今回は、大サロン一つと、2つの教室を使って行いました。
教室A
教室B
大サロン
前回までの反省を受けて、おしゃべりしないように、今回は以前よりももっと広く前後左右にスペースをとりました。
6月のうるささに比べたら、ちょっとはましになった会場でしたが、今日もまたびっくりすることがいろいろ。
電卓、ケータイ、隣の人コビーはダメですよ!!
とはっきりと開会式で行ったのにもかかわらず、開始5分で私の目の前で電卓使う人、
ケータイこそこそ触る人、
前後で見せ合っこする人、
おしゃべり我慢できない人、
かばんからこっそりと前回のテストをみて解き方カンニングしている人・・・。
いやぁ~~、もうここまでくると、逆に尊敬?してしまう。
どうして、そんなに大胆にやれるんですか??笑
なんど注意しても、不正行為をゼロにするのは、難しいです・・・。
また、不正行為ではないにしろ
「さき、ちょっと教えて。この問題ってこれでいい?」
「ここの公式なんだけ??公式だけでいいから教えてよ。」
「この答えどうかな?イエスかノーかだけでいいから、言ってちょうだい。」
などなど、試験管である私にわざわざ手をあげて、おちゃめな顔してこの質問をしてくる先生。
もう、これはかわいいとしか言えません。
なにはともあれ、無事午前の部、終了。ふ~~。
続いて午後の部。
午後は、50人強と小規模のため、研修施設の一部屋にて実施。
な、なんと!!
午後校の先生は、95%の人が時間通りにいらっしゃった!
すごすぎる~~!しかも、全員出席の無欠席!
さらに、午後校の先生は、みなさんもくもくと1時間半。
おしゃべりする人もほとんどいなく、ケータイの電卓機能で計算する人もいなく、とても平和に時間が過ぎていきました。
ただ、こっそり見ていた九九表カードが私の目の前でポロっと落とした先生がいて、笑ってしましました。
みんなおとなしいので、逆に注意することとかあまりなく、暇だった・・・。
こうして、まだ若干明日にテストが残っているものの、全体としては無事に今年の3回の教員学力テストを終えることが出来ました。
先生方も今年3回のテストを行ってきたことで、このテストに対して拒否反応ではなく、どう立ち向かうかを考えているように見えてきました。
「来年は、もっとARME(校内勉強会)の数を増やしてほしい。もっと勉強したい。」
という声や、
「私は、ここ最近1,2年生しか見ていないから、全然解けない。これからは、高学年も持たせてほしい。」
など。
また、テストのあと私に答えを聞きに来た先生、自分の答えがあっていると知ると、
「やった~~!!できたぞ!!」
っとほんっと、子どもみたいに喜ぶ姿。
なんか愛らしいです。
あのひどかった1月のテストから、どんな変化がみられるだろうか??
いまは、とてもワクワクする気持ちもあり、これからの採点作業が楽しみです。
しかし、それと同時にできればこの学力テストは今後も続けていってほしいと願う一方、私がいなくなったら、本当に続けていけるのか?という疑問も。
採点や結果の分析は、本当に現地教員でできるのか?
いろいろ宿題もありますが、今日はとにかく試験後にはへっとへとになるほどに力を尽くした先生たちに拍手を送りたいです。
このまえ、お家ではじめて「キヌア」というペルーの食べ物を食べました。(つぶつぶしたやつ)