どんなにうるさく落ち着きのない教室でも、この活動の時はいい静けさが教室に漂います。
先生は、毎回ケータイなどで時間を計測。ここがとっても大事なところです。
現在は、足し算、引き算を終え、かけ算に突入しました。
記録はどうかな??
(かけ算レベルA1 1から3の段 数字順)
初日1分5秒から、4日目は35秒に。
マス計算以外にも、授業観察をしていると、たいていのクラスが導入にかけ算の九九の練習をしています。
足踏みかけ算暗唱。
その場で行進して体を動かしながら、九九の練習。みんな汗だく。(笑)
授業とは別に、朝の頭がすっきりしている時間帯に、毎日のルーティーンとしてかけ算練習をしているクラスを発見。子どもたちは、九九をリズムの載せて斉唱していました。なかなか面白いリズムだった。
また別の学校では、校長先生の指導により、どのクラスでも九九の強化をすることが義務付けられているようです。どのクラスに行っても、九九カードを使って、私が紹介したペア練習などが授業の最初に行われていました。
まずは、一分の一人読み。
その後、ペアで正しく言えるかチェック。
あるクラスでは、ペアで前に立たされ、みんなの前でランダムに言われた九九を答えるという活動を行っていくクラスも。
九九や四則計算の強化はいろいろな方法があります。
やり方は、それぞれの先生が気に入ったやり方でいいと思います。
うれしいのは、このように明らかに以前に比べて四則計算の強化活動が日々の日課になっていること。
それは、きっと先生方にここの重要性が少しずつ伝わってきているからかなと思います。
こういった活動は、私がいなくっても、やっていけるもの。
というか、すでにもう先生たちが勝手にやっている状態になっている。
あとは、これだけパイロット校の先生方が頑張っているので、年末にはなにかしらこの成果を測る調査をしたいと思っています。
そこで、結果が数字に出てきたら、次の学校への導入にも大きくつながると思うので。
おそらく、来年は別の学校への指導に力を入れて行くかと思うので、今見ているパイロット校5校の先生方と密に働いていくのもあとわずかかな。
残りの時間で、私が今伝えられることは、すべて伝えきられたらと思います。
2週間後に控えている授業研究第2ラウンドも楽しみです!