心と会話

2025年の終わりに

いつの間にか、2025年、最後の日になってしまった。

日本は、もう2026年になっているが、こちらはまだ12月31日の午前中なので、ここで少し今年を振り返ってみたい。

今年は、ブログが全く書けなかった。

今まで、私にとってこの場は、自分の本音を吐き出す場だった。

でも今年は、自分の人生に絶望している時間が長く、
それを書いたところで、読んだ人を心配させ、決していい気持にさせることはないだろうから、何も書く気になれなかった。

2024年~2025年の2年間は、私にとって正直めちゃくちゃしんどかった。
毎晩、涙が出てきて、一人になれるところでは思いっきり、もがき叫んだ。

心が粉々に壊れてしまったのだ。

人生は、こんなにも思い通りにいかないのなのか。
神様は、どれだけいじわるなのか。

自分の人生を恨み、
運命を拒み、
これ以上生きていることに耐えられないと、
本気で思った。

そんな心を癒し、修復し、少しずつ私自身の心を取り戻そうと日々を生きたのが、この2025年だった。

癒しの年とはいいつつも、実際には3月に骨折し、11月にはアキレス腱を切るという人生のトップ怪我歴史を一気に2本更新。

ただ、このけがをして思ったことは、私たちの体というのは、時間とともにちゃんと癒されていくこと。

自分の意志とは関係なく、自己再生し、元に戻ろうとする力が働くということ。

きっと、心の傷も同じなのだろう。

深さによって傷跡が残ることはあるだろうが、必ず時間とともに回復していく。

自分の力を信じられなくとも、自然の力は、そうやって人々を生かそうとする。

そのことを実感した。

この先の人生も、心が傷つくこと、怪我をすること、いろいろあるんだろう。
でも、その時は、癒しの年となった今年を思い出したい。

 

ここからは、また少し前よりも人に優しくなれる人間になれるかもしれない。

手が不自由な人
足が不自由な人
心の病を抱えている人、

そういう人と出会ったときに、昔の自分よりは優しく接せられる人になれると思う。

 

 

2026年は、きっと素敵な1年になる。

やっとまた未来に希望をもってみたいと思うようになった。

また、そうやって少しだけ信じながら、今年の最後の一日を締めくくろうと思う。