7月の中旬にグアテマラへ行くことが決定しました。
本当は、日本の滞在は1か月にして、5月の中旬には戻るつもりでいました。
でも、いろいろなことがあって、心の整理もつけられず、どうしてもその時はまた一人でグアテマラへ行ける自信が持てなくなってしまったのです。
日本は、生きづらいと感じることも今までたくさんありましたが、やっぱり私の心を落ち着かせてくれる場所でした。
骨折した左手のリハビリにも安心していけたし、
大好きなおばあちゃんとのお散歩にも行ける。
体の調子がよくなければ、すぐに病院へ行くことができ、信頼できる処方箋も出してもらえる。
家には、家族と愛犬がおり、一緒にご飯を食べる相手がいる。
自分の身体の調子も病院にかかったことでだいぶ回復し、最近はかなり元気になりました。
これなら、またグアテマラへ行っても笑顔で生活できるような気がしてきました。
でも、今度はあまりに日本が居心地が良すぎて、ちょっと離れたくなくなってきた…。
しかも、いつもは活動のプロジェクトとして助成金で渡航させてもらっていましたが、今回は自費での渡航なので、収入がほとんどない自分には大きな出費です。
そうこう考えていると、
「私って、なんでこんなリスクを払ってまで、グアテマラへ行くのだろう?」
そんな問いが。
そういうときは、原点に。
6年前に決めたこと。
何度も自分の生き方を問いかけてきたのですが、自分が行動する一番強い思いはこれです。
「後世に魂が宿る生き方を」
自分が死ぬとき、なにも持っていけない代わりに、
この地になにか残せないか。
物質はいつか消えていく。
でも、魂なら…。
だれかの心の中に残っていくのではないか。
そう思ったら、本当に価値のあることをしていきたいと思いました。
私は、なぜまたグアテマラへ行くのだろう。
皆が納得できる答えを今は、持っていない。
でも私がこの世から去った後に、この日本とグアテマラの両国にその答えが天から降っているといいな。