NPO法人支援として、はじめての助成金となったJICA基金活用事業が今月で事業期間の終了となります。
終わりを迎えるにあたって1年間伴走してくださった松浦さんとJICA中部の内藤さんと最後の面談をさせていただきました。
面談の中では、この1年間の振り返りと今後の方向性についてお話を聞いてもらいました。
1年の振り返りの中では、細かいところの申請内容はいくつか変更はあったものの、「学習塾の立ち上げ」と「現地スタッフでの運営」を4か月間で成し遂げたことは、奇跡のような成功だったことを再確認させていただきました。
私の性格上、できたことよりも、できていないことに目がいってしまい、自分たちが成し遂げてきた「成功体験」をどうやら軽視していることに気がつかされました。
覚えば、「塾」という概念がない村で、学習塾を開校できたことは、とても大きな挑戦でしたし、今では成果も目に見える形になってきて、認知度も少しずつ上がってきていることは、確かに、すごいことだと思います。
なぜそんなことができたのか、成功要因はどこにあったのか、そのあたりをもっと明確にしていくことで、次の一歩の鍵にもなるということを教えていただきました。
ついつい、できていないことにフォーカスしてしまい、「できない自分」に苦しさを感じていましたが、伴走してくださった松浦さんはその視点よりも「楽しいことをひきのばす」という考えで進めていくとよいとおっしゃっていました。
今後、私はもっと他の人を信じて、今自分がやっていることをだんだんと手放していく必要があると周りの皆さんが伝えてくれています。
でも、それも、今苦しいから手放すということではなく、わたししかできないことに時間を費やしていくために手放していく必要があるということを教えてもらいました。
同じことをやるにしても、どんなモチベーションで意思決定していくかというのは、とても重要な部分だと感じました。
また、私が
「自分が言い出しっぺなのに、仕事を誰かにお願いすることで、その人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさてしまうことが怖い。だからなかなか手放せない。」
ということを吐き出すと、JICA中部の内藤さんは、
「みんな、好きでこの活動に関わっているんだから、そんなことを思う人はいないと思いますよ。私も、自分がやりたくてもできなかったことを近藤さんがやっているのを見て、一緒に夢を見させてもらっている気分です。」
と言ってくださいました。
そうか、私が誰かに何かをお願いすることで、その人もこの先にあるわくわくするような夢を一緒に見る機会を提供できるんだ!
と思いました。
なんでも、私一人でやろうとせず、もっともっと信じて周りに託していこう、託していきたいと思えました。
去年の今頃、申請書に書いたことが本当に実現可能なのか、誰にもわかりませんでした。
そこにはとてつもない不安とプレッシャーがあり、何度も心くじけるそうになることがたくさんありました。
そんな中、いつでもお二人が影で、私たちの活動を見守ってくださっだからこそ、どこに向かっていいのか、わからなくなったときにより良い方向へ軌道修正しながら、挑戦することができました。
本当に本当にここまで伴走してくださったお二人に感謝しています。このお二人のお力なしに、現地学習塾プロジェクトは成し遂げられませんでした。
今後は、この学習塾が自走していけるように、また新たな夢を描きながら進んでいきたいと思います。
今月をもって、JICA活用基金事業の事業期間は終了となりますが、ここでいただいたチャンスをこれからもより花咲かせられるように、今年も引き続き、レベルアップした形を目指していきたいと思います。
このプロジェクトを支えてくださった全ての皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
