心と会話

捨てる作業

薄々わかっては、いたのだけれど、

現代社会は、情報が多すぎる。

ついあれもこれもと、情報を得ようとすると、すぐに迷子になる。

 

「結局、真実って何?」

 

そんな便利すぎて逆に生きにくい現代の社会で自分を見失わずに生きていくには、情報をあえて自分からシャットダウンすることも大切だと思う。

 

 

先日、久しぶりにTwitterを開いた。

すると無限に人のつぶやきがあって、いろんな価値観の人に出会う。

 

自分にはない考えや価値観をタダで手に入れるおもしろい場所だ。

でも、あふれている。あふれ過ぎている。

 

私一人の人生の時間では、すべて処理しきれない。

 

きっとどれも唯一無二の人生から出た言葉なんだから,じっくり読んだら楽しいだろう。

 

でも、私の限られた人生では、その全てに向き合うのは足りないんだよ。

 

じゃぁ、あっさりとさっくりと読んだらいいじゃないか。

 

そうだよね。

 

多分、それが賢いSNSとの付き合い方なのだと、人は教えてくれるだろう。

 

でも、私はそうやって人の人生をあっさり、さっくり読み流していく自分であることを習慣づけたくない。

 

それは,なんというか自分の魂によくないことをしている気がするの。

 

だから、Twitterでフォローしていた人を一気に減らしみた。

 

できれば、10人くらいにしたいけど、まだそこまで削れずにいる。

 

20代まではとにかくチャンスさえあればいろんな情報や経験を手当たり次第手に入れようとしてきた。

 

でも、30代は来たる40代で思いっきり深みが出せる自分になるように、どんどん捨てていきたい。

 

身軽になって、よりシンプルに、より深く、生きたい。

 

 

昔は、もらえるもんはもらっとけ精神がすごくて、非常に貪欲だったと思う。

 

けど、今はあえてもらわない、

あえて得しない生き方を選ぶようになった。

 

 

 

今日10時半ごろコメダに来た時のことである。

 

11時まではパンと卵が付いてくるモーニングの時間であるが、お腹も減っていなかったので、モーニングはなしでと言ったのに、

 

ゆで卵だけやってきた。

 

「あれ?モーニングいらないって言ったんですけど。」

というと、

「モーニングなしの方には、卵をお出ししています。」

と言われた。  ん?

「あー,でも〜食べられないんですけど。」

というと、

「では、お持ち帰りになりますか?」

と言われた。

 

ゆで卵カバンに入れて持ち帰るのとか、笑えるなーって思って、結局いただいた。

 

必要のないものは、受けとらない。

 

と言いつつも、いつもグレーゾーンがある私です。