心と会話

昔からわからないこと

なぜ、人は自分の体重と年齢を隠したがるのか。

 

(特に女性)

 

昔からこれはすごく疑問であった。

 

 

だって、体重がどうであろうと、見た目は変わらないじゃないか。

 

目に見えているのでは、その人の見た目なのであって、

 

体重という数字がいくつであろうと、それは変わらない。

 

数字を隠したところで、何も変わらないのに、なんで隠すんだろう?

 

自分は、今より10kgおデブちゃんだったことがあるけど、別にその体重を公開しても全く気にならなかった。

 

(別に聞いてくる人いないけど)

 

 

小学生ながらに、どうしてみんな身体測定の時、体重を隠そうとするのか分からなかった。

 

でも、体重というものは、あまり言いふらすものではないとうことを、なんとなく学んだ。

 

じゃぁ、なぜ身長はみんな気軽に聞き合い、言うことをためらわないのだろう。

 

体重と同じじゃないの?

 

いまだにそう思っている。

 

 

 

 

さて、年齢である。

 

独身女性への年齢をたずねるとき、世間は恐る恐る聞いてくる。

 

「33です。」

 

というと、決まって、

 

「まだ若いよ!」

 

と励まされるのだが

この励ましが、逆にその反対の意味を浮き出させる感じがするのは、私がひねくれているからだろうか?

 

自分は、最近こう思う。

 

33歳は、私より年上から見たら若いし、

 

年下から見たら、ババアだし、

 

 

その人の年齢が若いとか歳とか一般的に言えなくね?

 

 

自分よりひとまわり年下の人に、

 

「まだ若いですよ!」

 

と言われると、なんだか気を遣わせているような感覚になるので、

 

「お年頃ですねー。」

くらいに言ってもらえるとありがたい。

 

 

 

 

私からしたら、33歳は、単純に33年なわけであって、若くもなく、ババアでもない。

 

他人から若いだのババアだの思われようがなんだろうが、それはあまり自分の人生には関係がないということに気がついてきた。

 

 

じゃぁ、私はどう自分の歳を見ているのか。

世間は人生100年なんていうけど、私は自分の人生を60年とざっくり見積もっているので、

 

もう折り返し地点は過ぎていると思っている。

 

だから33歳というのは、のろのろとやっているとわけには行かなくなってきた年頃であって、

 

与えられてきたものを返していくことに力を注いでいかねばいけない歳になったと思っている。

 

 

 

ちょっと前まで、歳を重ねる自分を受け入れられなくて、なんだか自分が惨めに感じでいたけど、

 

なんだか最近は未来にワクワクする。

 

 

 

自分は、どこまで味のある人間になっていけるんだろう?

 

って。

 

 

 

 

体重と年齢。

 

 

君たちは、世間からデリケートに扱われているようだけれど、私はこれからも君たちを隠さないし、そのまんまの姿でいいと思っているよ。

 

これからもどうぞよろしく。

 

雨の中、散歩するのが昔から好き。

小学生の頃、近所の子らとここで秘密基地つくって遊んでいた。

あの頃のワクワク感、あれはなんとも言えない最高の気持ちだったなぁ。

あの感情を超えていきたい。