昨日の夜ね、なんか体調悪くって、7時くらいにもうベットに入ったんです。
でも、眠気が来ないから、ぼーっともうすぐ終わろうとしている20代の自分のこと振り返っていたんです。
いろんなことを経験させてもらったなぁ。
あのとき、どうしてあんなことしたんだろう?なんで、ああできなかったんだろう?ってこともたくさんある。
恥ずかしい自分もいっぱいいる。
強がってきた自分、
見栄を張ってきた自分、
素直じゃなかった自分・・・。
19歳の最後の日に、「20代は、どんなふうになるんだろう??」と胸を弾ませて、あんな未来、こんな未来を想像したけれど、
結果、自分が描いた未来と全く違うところに今の自分がいます。
私は、自分が幸せなのか、どうなのか、20代の10年間、正直よくわかりませんでした。
どれだけやっても、やっても、満足ができませんでした。
そう、でもさ、
20代の10年間、
私はよくがんばったよね?
うん、がんばった。
そう思った瞬間、
涙がとまらなくって…。
自分に、「あんたは、がんばった。」
と、言ってあげられた瞬間、自分の心が砕けました。
(ワタシはね、その言葉を、ず~っと言ってもらいたかったんだよ、さきちゃん。)
と、自分の心が言っているのがわかって、
うれしいんだか、
悲しんだか、
よくわかんないんだけれど、とにかく涙がでてきて・・・。
私の心は、ずっとこの言葉を求めていたんだなぁ。
20代に限らず、29歳までの自分は、常に自分を追い込んできた。
「こんなレベルじゃ、まだまだだめ。」
まわりが、褒めてくれたとしても、自分は満足できない。
自分は、まだまだ努力が足りない、
まだまだやれるんだ、
やれるのに、やれていない、自分がいけないんだ。
とにかく、自分を責め続ける日々でした。
でも、本当は一言、自分が愛する人に言ってほしかっただけなの。
「よくがんばったね」
と。
完璧じゃなくても、
失敗もしたけれど、
人を傷つけたこともあったけれど、
それでも、
よくがんばったねって。
その時々の自分ができるだけのことをやってきたその結果、今の私にたどり着いたのだから。
そんな、不完全な自分に、、
「がんばったね」
と言ってあげること、
それだけで、私は、これまでの自分とさようならできる気がしました。
それと、同時にこれまで責めてきた数々の自分の姿を、許すことにしました。
毎日苦痛だったピアノを「やめたい」と言えなかった自分。
まわりと違う自分は、変な人間だと責めた自分。
素直な気持ちが言えずに、強がってきた自分。
友人を救えなかった自分。
愛することがわからず、大切な人を傷つけてきた自分。
大切な友人の心を傷つけてしまった自分。
他人を見下し、心の中で馬鹿にしてきた自分。
子ども一人一人と本気で向き合えなかった自分。
自分のことが嫌いで、責め続けてきた自分。
どの自分も、不完全で、情けなくて、小さくて。
でも、どの自分もその時の自分が出せる精一杯の力で生きてきた結果だったんだ。
だから、私はそんな私の姿を全部許してあげようと思うのです。
ここまで来るのにかなりの時間がかかってしまいましたが、20代の最後に自分を認めてあげられたので、きっと30代はより自由に、自分らしく生きられると思います。
30代の10年間が、本当に楽しみです!
見た目は、どんどんおばちゃんになっていくと思いますが、心は20代よりも若返っていく気がします。
明日は、20代最後の一日です。
じっくりと自分を味わって、苦しかった自分の生き方にバイバイとお別れしたいです!