闘病記録

療養中の過ごし方と新たに見つけた自分

1か月のお休み中、どんなふうに過ごしていたか記録しておきたいと思います。

①寝る
とにかく、しっかり寝ました。
朝は、目覚まし時計をかけずに、好きなだけ寝ました。
昼間も頭が疲れたなと思ったら、横になりました。
今回、体が動かなくなったとき、自分的には「頭が焼けた」感覚がありました。
なので、脳機能を回復させるために、寝ることが治療の大きな役割を果たしてくれたと思います。

②料理
1日で何もタスクがないと、しまりがないので、途中から料理をはじめました。
つくってみたいなぁ~という料理をアプリで探し、動画見て、その通りにつくるという感じ。ここ数年は料理は全然しなかったけれども、やってみると楽しいものでした。
そういえば、一人暮らししていた時は、買い物行って、自分の好きなものをつくるのは好きだったし、いい気分転換になることを思い出しました。
料理は苦手だと思っていたけど、結構好きな分野のようです。

③手芸
グアテマラの布が家に大量にあるので、その布を使ってミシンでポーチやエプロン、スカート、座布団カバーなど、自分が欲しいものをつくっていました。だんだんつくるのが面白くなってきて、人にもあげよう!と思い、プレゼント用のポーチもいくつか作りました。人のために、何かをつくるのは、深い喜びがあって、至福の時間でした。私って、そういえば昔からモノ作りが好きだったなぁ。いらない箱とか集めて、生活に必要な便利道具を発明することが大好きだった。

 

頭でイメージしたものが、自分の手でこの世に生まれたときに、何とも言えない快感がある。

④読書
結局、いつも読書に救われる。
自分がどう生きていったらいいかわからなくなった時、先人の知恵に耳をかたむける。
色々読んだけれどもだいたいみんな同じようなメッセージがあった。

いろいろと読んだ結果、私の中に刻まれたのは「今」を味わう ということ。
過去でもなく、未来でもなく、今を生きること。

今を生きるには、目の前のことをすべて受け入れることが必要。

人生に起こったことに対して抵抗している間は、どうしても心がきゅ~っと締め付けられる。

でも、それって結構大変なことで、受け入れたくないことも人生にはたくさん起こる。

今を生きることができていないと思うときは、

呼吸を観察する。

じっくりと、自分の呼吸に耳をかたむけて、全身で今の瞬間を感じる。

自分に起きることに、良いも悪いもないのかもしれない。
そこにどう意味づけするかは、自分次第。
良いこと悪いこととか自分で評価をくださずに、ただただ受け入れる。

自分の欲や期待がかなわなかった時は、苦しく思うけど、それを手放すことができたら、神様がそこに働いて、私が想像しなかったもっとよい世界を見させてくれるかもしれない。
今は、そう信じられそうな気がしてきた!

これからも多分たくさん悩んで、落ち込んで、心の調子は曇ったり晴れたりするだろうけれども、その時々の自分をしっかりと味わって、誰かに愛を注げるようになる自分へと成長していきたいなぁと思います!

 

趣味は何?
と聞かれて、返答に困っていたけれど、これからは、料理、手芸、読書、そして、ゴロゴロ寝ること。と答えてみようかな!