自分のやっていること、やろうとしていることが本当に意義のあることなのだろうか…と、いつも疑いの問いがふってきます。
今年、奨学生として受け入れているのは5名の子どもたち。
小さな一歩としては、いいスタートかもしれない。
でも、正直心では思ってしまう。
たった5人で、何かかわるのか?
いろんな人と話をすると、同じようなニーズを抱えている人はたくさんいる。
その中で、私は5人しかサポートできていない。
しかも、サポートといっても現在は学業にかかる費用のサポートなので、実質子どもたちが学びを深めていくかはわからない。
ここグアテマラでは、学校に行ったからといって勉強ができるわけではないのだから。
学校での教育の質は、もともと低いうえに、今年もコロナの影響で学校の授業は普通には受けられない。
ちょうど昨日、私立の学校は新学年がスタートしたけれど、子どもたちから話を聞くと、週に3日、3時間くらいの授業で終わるとのこと。
通常営業の半分くらいだ。
やっぱり学校の授業だけでは、学習の質は担保できていないと感じる。
進学で困っていたのが5人だけではない。た~くさんの子どもが勉強したくてもできない環境にある。
その原因は、お金がない。それは、仕事がないから。
やっぱり職づくりが根本的な解決策なのだろうか…。
でも、どんな職?
モノをつくって販売するという形の職づくりは、いろんな人がやってはいるけれど、自分はそこをマネジメントできる気がしないということと、できたとしても売り上げも不安定になるし、雇える人数には限界があり、恩恵を受ける子どもも結局限られてしまう。
そうすると、私の進む道は、職づくりにフォーカスをあてることでもない気がしている。
では、どうしたらこの教育格差、貧困問題を切り抜けられるのだろう。
がんばりたい子が、がんばりたい分だけ学業が続けられる道。
この教育格差の問題は、グアテマラの問題だけではない。日本でも同じことが起きている。
お金のある家の子どもだけが、いい環境を与えられるのって、やっぱりなんだか変な感じがする。
環境だけではなく、想いの分だけ、自分を磨けられる世界は作れないのだろうか。
それも、地域や国を限定せず、世界同時にこの問題を打開する学習プラットフォームが築けないだろうか。
私は、以前からこの問いをずっとずっとしているのだけれど、ここ最近具体的な方法がふつふつと頭に浮かび始めている。
そして、それが本当に実現できる気がしてきているのである。
ただ、あまりにぶっとんだアイディア過ぎて、世間に受け入れられないのではないかと思ったりも。
そこで、誰かに聞いてほしい。
このアイディアは、Goしてもいいのか、否か。
近々私のアイディアを聞いてくれる人を募集しようと思います。
ご興味のある方は、ぜひよろしくお願いします。