月曜日に最終報告会、
火曜日に日本の小学校との交流があり、
英語プログラムの大きなイベントも終わりました。
張りつめていた緊張感というか、プレッシャーがほどけてきて、心と体が「ふえぇ~」という風呂上がりの脱力感のような反応をしています。
この時湧き上がってきた感情が意外なものだったのです。
(あ~、怖かった。)
私の心の第一声は、これでした。
もっと達成感とか、充実感とかそういう感情が湧いてくるかと思ったら、
怖かったぁ。
ってのが、一番に出てきて自分でも驚きました。
里親を募集するときだって、
ボランティア先生を募集するときも、
子どもの家庭訪問するときも、
子どもの選抜をするときも、
多額のお金を使ってケータイ電話を購入するときも、
子どもの保護者に説明するときも、
ケータイを使ったことのない子どもとZOOMでつなぐときも、
里親さんに子どもを紹介するときも、
オンラインでグアテマラの子どもと授業するときも、
子どもがリタイアしてしまったときも、
里親さんあてにアンケート書くときも、
ボランティア先生にいろいろとお願いするときも、
中間発表会で一般向けにオンラインイベントを企画するときも、
インスタグラムでそれを呼びかけるのも、
子どもたちにSNSで英語を学ばせようとするときも、
最終発表会を企画するのも、
それをいろんな媒体で呼びかけるのも、
グアテマラの子どもたちをサポートしてほしいと呼びかけるのも、
私の一個人的な考えを日本の皆さんにライブで聞いてもらうことも、
オンラインで日本の学校とつなげることも、
2か月間というグアテマラの子どもの時間を預かるということも…
どれもどれも、私はずっと怖かった。
何も保証されていない、
わからない道を、
こっちかな、あっちかな、
どうやって決めたらいいんだろうと、
みんなはどう思うかな、
バカにされないかな、
傷つかないかな、
傷つけないかな、
そんな風にうろうろ迷いながら、おそるおそる一歩一歩足を前へ踏み出していった2か月間。
コンフォートゾーンで安らかに1日を終えた日なんて1日もなかった。
でも、やっていくうちにいろんな人が真心で私を励ましてくれたし、
子どもたちの一生懸命な姿が常に目の前にあり、これらの恐怖に打ち勝つだけの十分すぎる支えがあったことも事実。
自分にかけていたプレシャーのせいで、自分が怖がっていたということを自覚していませんでしたが、ふっと、力が抜けてきたら、奥に隠れていた本当の感情がぽわっと出てきたんです。
ずっと怖さの中突き進んできましたが、そんな私の姿に力をもらったと言ってくれる人がいて、この恐怖も悪いものではなかったのだなと思いました。
最近、来年に向けてのビジョンがふつふつ湧いてきています。
今年はとにかく一人で暴走してきた感覚ですが、来年は今後の方向性を磨きなおし、もっと人を巻き込んでいけるカタチにしたいと思っています。
きっと来年もたくさんの恐怖の中歩んでいくんだろうなぁ。
でも、その恐怖の分だけ、きっと新たなものを生み出す力になるし、そこから誰かに勇気を与えられる存在になれるかもしれない。
だから、いつだって怖いけれど、このまま進んでいこうかなと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
村の中心では、クリスマスツリーの組み立てが始まっています!
今年ももうそんな季節なのですね。