グアテマラ人について日本人から聞かれると、
「いつもくだらないジョークで笑っている。」
と答えることがあるのですが、どんなジョーク?と聞かれると、本当にくだらなすぎていつも思い出せず、一度も例を紹介できたことがありません。
だから、今回はグアテマラ人のジョークに出会ったらここにメモしていこうと思います。
ほんっとくだらないので、温かい目で見てくれると嬉しいです。
先日、ここのママさんが教師をしている農業系の学校へ連れて行ってくれたときのこと。
職員室で先生たちがコーヒー飲んで団らんしていたところに、ある陽気な男性(先生)が入ってきた。
あまりにおちゃらけた雰囲気なので、まわりが
「こいつは、パヤシートなんだ!」
と、ゲラゲラ笑いながら言いはじめる。
「パヤシートってなんだっけ?」
と、たずねると彼はいきなり変な踊りをし始めてさらにおどける。
まわり大爆笑。
彼の奇妙な動きのおかげでパヤシート(パヤソ)が、ピエロという意味だと思い出すことができました。
そのあと、私がグアテマラで奨学金制度を作りたいんだという話をしていたら、周りが真剣に聞いてくれる中、彼は、
「僕にも奨学金お願い★先生対象のもよろしく!」
まわり、大爆笑。
続いて、校内を見たいという私を案内してくれた彼。
生徒はオンライン授業を受けているため、学校にはいない。
農業系の学校ということで、とても広い敷地を丁寧に説明してくれながら歩いてくれた。
私が、校内の写真をとってもいい?と聞くと、
「どうぞどうぞ」
といって、柱にもたれてセクシーポーズをとっている。
「どうぞ、ぼくをとってもらっても構わないよ!」
これには、私が大爆笑。
校内散策中、ほかの同僚の先生たちとすれ違うシーン。
ひとりひとり丁寧に私に紹介してくれる彼。
ある女性の先生とすれ違ったときは、こう紹介された。
「こちらは、私の敵(エネミゴ)です。」
(友達(アミーゴ)とかけている)
まわりにいた人、大爆笑。
「いや、違った。彼女は校長の奥さんだ。」
(これも嘘)
ちがうわよ~!と女性の先生きゃぴきゃぴして楽しそう。
続いて、庭掃除をしている男性陣に向かって挨拶していた時のこと。
「彼らは、墓地を掃除してくれているんだ。」
と私に説明。
そうなの?!ここお墓なん?本当に?
って、私が言ったら、うそだよ~っていって、大爆笑。
もう、なんじゃそりゃ!
人に会えば、あいさつ代わりにジョークを言って楽しんでいる彼でした。
改めて書き出してみて、ほんっとくだらないなって再確認。
でも、そういうなんでもない日常をジョークで彩り、笑顔あふれる時間をつくっているグアテマラ人が私はやっぱり好きだなぁ。
私も、もっとジョークを言える人間になろう。
こちら、校内を案内してくれたおちゃらけ先生。
アティトラン湖が一望できる見晴台へも連れて行ってくれました。
たくさんのジョークで楽しい時間を作ってくれて、どうもありがとうございました。