気づけばグアテマラにきて今日で104日目!
この週末は、首都にて3か月オリエンテーション、ラスリサスという隊員の中で一番南で活動している方の任地にて日本文化紹介がありまして、とってもいろんな経験をさせていただきました。
まず、久々に同期11人が集合!
つもる話をしまくりまして、私は夜中の2:30まで今後の活動などについて宿泊施設で話をしていました。
同期の方が、みんなそれぞれの任地で精力的に活動されている様子に私も励まされました!
嫌われセニョリータの話も聞いていただき、すっきりした。笑
でも、なんかみんなと話しているうちに、こんなことでめげてちゃいけないなと思ったし、私は何のためにここに来たのかってこと考えたら、気にしている暇とかないやんってより思うことができた。
「大切な人が自分に対してどのような態度をとるかということに自分の幸せが依存しなくなった時にはじめて、本当にその人の幸せを考えてあげられるようになる。そうなった時にはじめて本当の思いやりがでてくる。」(「愛する能力」と「楽しむ能力」加藤諦三)
「人間の本来の姿は、周りの状況に左右されず、その状況に作用を及ぼすことである。これは自分のおかれた状況に対して、自分の反応を選ぶことができるということだけでなく、自分自身を取り巻く状況そのものを自分で作り出すことができるという意味である。」(「7つの習慣」スティーブンRコヴィー)
2か月前、ここの宿泊施設で読んだ本の内容を思い出した。
相手にどう思われようと、それは私の志とは関係ない。
相手がどう私のことを思おうと、私がここでできる限りその人の力になりたいという思いは変わらない。
それを単純に、素直に伝えていけばいいんだって、きっとそのなかで伝わる人には伝わるって、そう思いました。
やってやろうじゃないの!
そして、金曜日の夜、日本文化紹介が開催されるラスリサスという島へ到着!
そこには約40名の隊員が集まり、みんなで島の方々に日本文化を紹介しました。
島に着くまでの道のり、島についてからの印象は、グアテマラにはとにかくいろんな文化、コミュニティーが共存する国だということ。
この島は私の任地とは全く別世界の場所。
気候も、土地も、人種も、言葉も、性格も、みんな違う。
同じ国なのに、まったく別の国に来たような感覚。
おもしろい国だなぁと再確認しました。
土曜日、朝7時から夜11時ごろまで内容が盛りだくさんのプログラムで、正直体力はめっちゃ疲れました。でも、いろ~んな経験と感動をさせてもらった一日でした。
私は、じんべいを持ってきたのでそれを着て参加!
中学生の夏祭り気分!笑
文化紹介の方では、私は浴衣の着付けを担当!
子どものとき、母から浴衣の着方を習ったのが、ここで生きました。
この着付けコーナーは大人気で、人がきれることなく、つまり休むことなく、着せ続けました。
みなさん、ちょっと照れくさそうに、でもとってもうれしそうに着てくださって、その顔がとっても素敵だった。
写真撮りまくって、はしゃいでいる姿見ると、疲れもふっとびました。
そして、浴衣はやっぱり美しい。
私も、日本に帰ったら、浴衣着て夏祭りにいきたい!(こどもの補導じゃなくて!)
その他、折り紙コーナー
習字コーナー
私はソーラン踊りました!
大学時代のよさこいサークルがここで役立ちました。
人生、あとで振り返るといろいろとつながっているものですね。
思いっきり全力で躍らせてもらいました。
しかし、問題はそのあと。
踊っているときは、超楽しかったのに、終わった瞬間、足が動かないという現象!
ほんっとに、太ももがぴくぴくして、歩けない。
自分の年齢、体力を思い知らされたのでありました。
でも、楽しかったからよし!
そして、ここにこれた一番の感謝は、なんといってもこの子達!
ウミガメ!
この島では、ウミガメ保護施設がありまして、その活動を見させていただきました。
たまごを埋める活動。
まるでピンポン。
でも、やわらか~い!
生まれた赤ちゃんの放流。
一生懸命海へ走っていく姿がけなげ!
そして、夜のウミガメ産卵の立ち合い!
これは、本当に感動もの!
話で、ウミガメは出産時に涙を流すって聞いたけれど、本当に流していた!
「フーン、フーン」ってふんばる息遣いとともに、目がウルウルしていた。
ポンポン生まれる卵、保護のために島民の方が回収するのですが、一体何個生んだと思います?
102個です。
すごい・・・。
そして、産み終わったあとは、自分の足で土をかけたのち、自分の大きな体を左右にバタバタ揺らして、土を固める。
いやぁ、誰かが教えたわけじゃないのに、この動作がすべて本能として体に入っていると思うと、すごく神秘的で、感動した~。
生きものって、不思議で素敵。
なかなかできない体験をさせていただき、とてもありがたかったです。
海は、やっぱりすてきだった。
一年に2回行われるこの日本文化紹介。
今回初めて参加してみて、ぜひ、私の任地でも行いたいという思いが沸きました。
せっかくこのJICAを通して出会えた私の周りの人たちに、今回見た島民の方の笑顔を提供したい。
日本を感じてもらいたい。
これから新たに3人の協力隊がこのサンティアゴアティトラン市に来ることになっているので、私的には、ここで開催するというのはかなり現実的。
夢が広がるなぁ!
前に進むエネルギーをたくさんもらった週末。
今週もがんばりましょう!