グアテマラのJICAボランティアは年に2回、ボランティアの任地で日本文化紹介という、異文化交流を目的とした行事が行われます。
私はこれまでに他のボランティアが主催した3回の日本文化紹介に参加し、とても楽しい経験をさせてもらいました。
第1回目の参加の時から、
「いつかこの行事を私の任地でもやりたい!」
そうずっと思ってきました。
そ
し
て、
ついに!
1月の隊員総会で、今年は私の任地ソロラ県サンティアゴアティトラン市にて開催が決定!!
やったー!
と、思っていたら…
ある日事務所から連絡があり、
「今年からJICA財政難により、事務所から日本文化紹介の金銭的援助はできなくなりました。」
との連絡。
え“〜!!
しかし、行事自体はやれないわけではありません。
なので、援助がなくてもやることに決定。
いつもならでる、交通費、宿泊費が援助されない状態で、ほかの任地のボランティアがどれだけ来てくれるだろうか?
という不安もありましたが、20人ほどは来てくれることになり、なんとか行事は行えそう。
そこから、市役所ともいろいろ連絡をとり、サロンの申請、音響の申請、会場の確認、などなどいろいろとやってきました。
友達が、
「市役所がもっているローカルテレビのチャンネルで宣伝したら?」
と言ってくれ、そんな簡単にできるのかなー?
と思いつつ、宣伝料もかからないというので、お願いしにいくと、あっさりOKしてもらって、収録することに。
収録には、ツトゥヒル語の通訳者として私のお友達に、
そして、日本語を教えている女の子にも一緒に手伝ってもらいました。
書道の実演も。
カミまくった収録は、「もう時間ないから!」と言われ、なんと撮り直しほぼなしで終了。
大丈夫なん?
と心配しつつも、収録を終える。
次の日、市役所に行ってみると、
なんとかなりそうだ!
ほっ。
「実は、市役所のケーブルにいろいろと問題があって、テレビでは流せなくなっちゃった。」
こういう話はもう慣れた。
「そのかわり、市役所はFacebookで投稿するから。」
お!それなら多くの人が見るだろうし、いいじゃないか!
日本語教えている女の子リセも、日本昔話に向けて練習中。
一緒に企画しているボランティアの子との打ち合わせもラストスパートにさしかかってきた。
本番まで1週間後。
Facebookでも、ついにこの行事について投稿。
さぁ、後は本番に向けて、やるのみ!!
ってところで、今日のお昼に市役所の受付のお姉さんからメッセージ。
「大変申し訳ないけれど、サロン、使えなくなってしまいました。」
はーーーー!??
「現在このような状態です。」
私たちの文化紹介は5/5。
ってことで、サロン使えないー!!
グアテマラ、あるある。
この直前のトラブル。
あまり驚かない自分がいる。
さーて、どうなることやら!?