こちら、只今夜の11時。
しかし、ちょっと語っていいですか。
ここ数日、生きることへのモチベーションがめっちゃ上がっている。
というのも、やりたいことがフツフツと湧き上がってきて、ぼやっとしていた未来がちょっとずつ具体的になってきたから。
その引き金は2つ。
一つ目は、最後のプレゼン試験のテーマ。
今回テーマは自由で先々週から何にしようかとずっと悩んでいた。
どうせやるなら自分が口にしてハッピーになれるもの、本当に言いたいことをプレゼンしたいって思っていた。
そこで、決めたテーマがこれ。
「Mis Sueños (私の夢)」
自分の言いたいことだから、楽しく書けた。
何度も何度も自分の叶えたい夢について読むことになるので、いつの間にか自己暗示的な感じで夢が叶えられる気がしてくる、しかもみんなの前で言うからその夢に向かって行動せざるおえなくなってくる。
実のところ怠け者の私なので、この方法は自分を奮い立たせるのになかなか効果がありそうです。
2つ目の引き金は、いただきものの本。
別のもの探していた時にスーツケースを開いた時に、ふと目に入って、なんとなーく読んでみよっかなって気になったので、読み始めたところ、わくわくがとまらない!
本当は私は何がやりたいのか、
何のために今ここにいるのか、
なんでその夢をかかげているのか…
答えをもっているようで、あいまいだったその問いかけが一気に鮮明になってきて、今やるべきこと、やりたいことががバンバン頭に浮かんできて、みるみる力がみなぎってきた。
(本の内容は書くとまた長くなりそうだし、うまく伝えられなさそうなんで、ご自分で読んでください。笑)
これこれ。
私が一番人生に楽しさを見出す時はいつでも、
「やりたいことが両手いっぱいの時」。
まさに、それが今の私。
しかも、なんかいろんな直感を感じる。
この本を次どうしたらいいのかも、なんとなくわかる。
だから早くもう一回読んで頭に染み込ませてから、次のところへ送らなければと。
そして、今日の昼、オランダ人の女の子たちとの最後の昼食。
その2人が突然とある学校に行ってきたって行ってそこの子どもたちのビデオを私に見せてくれた。
彼女たちはしきりに言うのはそこの子どもたちがめちゃくちゃかわいかったってこと。
なぜ2人がその学校に行ったかっていうと、2人のうちの一人であるコリンの上司がこの学校の建設に関わっいるらしくって、そのコネで学校を訪問させてもらったんだって。
で、その学校のこともっと詳しく聞いてみると、どうやら貧しい村にある人が学校を建てたらしい。本来教育が受けられない環境にいる子どもたちが学べる場所を提供しているらしい。
なんか、これも直感で
「ここに何か私が求めているものがある」
と感じた。
で、その学校の名前を聞いた瞬間、それが確信に変わった。
「Jardín de Amor」
(愛の庭)
この名前聞いた瞬間に、あ、ここは突き進まないといけないという気がして、ディレクターの名前と連絡先を教えてもらった。
家に帰ってきてから、調べてみると、かかなりかなりしっかりしたHPがあって、どうやってその学校ができたか、何を目指しているのか、書いてあった。
そのHPにあったyoutubeのドキュメンタリーを見てさらにびっくり。
全部スペイン語だったけど、そんなに難しい話ではなかったからこんな私のレベルでも60%くらいは理解できまして、そこで聞き取ったこのフレーズに、さらにビビッときました。
「hacer un mundo mejor a través de la educación」
(教育を通して、よりよい世界をつくる)
なんでビビッときたかっていうと、実はこれに似たフレーズを私は「Mis Sueños」のプレゼンで書いていたのです。
もう、これ聞いた瞬間に、絶対にここに行かなければいけないと確信。
しかもそのビデオに映る学校の創設者は私と同じ28歳。(今はもうちょい上だけど)
さらにそこで働いでいるのは20歳の先生だったり、20代前半のボランティアだったり。
こんなに若い人が志をもって行動しているのに、アラサーの私は一体何をしているんだ?!って。
同い年、年下の人がもう、世界をよりよくするために自分の手で学校をつくって、地域を変えている。
そんな人が今自分の近くにいるとわかって会わないわけにはいかない。
そのビデオ見終わった直後に学校あてに、つたないスペイン語で自分の気持ちをかいて
、どうしても今週中に伺いたいとメッセージを書き、送信。
、どうしても今週中に伺いたいとメッセージを書き、送信。
返事がすぐに来ますように。
いや、絶対来る。
来る気しかしない。笑
2年間、やりたいことがたくさん出てきそうです。
ここアンティグアを出て行くのは少し怖い気もしていたけれど、今は早く任地へ行きたくなってきた。
そこではどんな導きが待っているんだろう。
先ほど紹介した本の最後に、戦時に特攻隊だった18歳の人の遺書があり、それを読んで泣きました。
「お父さん、お母さん、喜んでください。祖国日本興亡のとき、茂も待望の大命を拝しました。
心身ともに健康で、任務につく日を楽しみの、日本男児と、大橋家に父と母の子供に生まれた喜びを胸に抱いて、
後に続く生き残った青年が、戦争のない平和で、豊かな、世界から尊敬される、立派な文化国家を再建してくれることを信じて、茂は、たくましく死んでいきます。
男に生まれた以上は、立派な死に場所を得て大空の御盾となり、好きな飛行機を、我が墓標と散る覚悟であります。親より先に死んで、親孝行できない事をお許し下さい。
お父さん、お母さん、長生きしてください。
お世話になった皆様方に、宜しくお伝えください。
この便りが最後になります。
昭和二十年三月二十四日 遠き台湾の特攻基地より
父上様、母上様
大命を拝して
十八歳 茂」
これ読んで、バカにされるかもしれないけれど、本気で自分の手で世界を変えていかなければいけないと思った。
私たちの先祖たちがどんな思いで日本の未来を願ったか、
世界の平和を願ったか…
それを考えると、アリごときでわめいていた自分がバカらしい!
部屋が小さくなったとかでプリプリしていた自分がアホらしい!
こんなちっぽけな自分には、でっかい世界相手にどんだけ頑張っても大した事はできないだろう。
それでもなにかできる、
というか、しなきゃいけないって気がする。
結果的に大した事はできないかもしれないけれど、心意気くらいは大きくもって命を使い切りたいと思った今日なのでした。
いやはや、気づけば0:30。
ずらーって書いてしまいましたが、最後まで付き合ってくださった方、ありがとうございます。
Buenas noches!
p.s. また今日新たにオーストラリア人の男の子がやってきた。頭とヒゲがモジャモジャだけど、よく見るとなかなかグアポ(イケメン)です。
私はここの家にとどまっているだけなのに勝手に世界が近づいてくる感じ。いろんな国の人と生き方の価値観や考える、生き方を聞くのはとってもおもしろい。