ブログ

怖くないのか?

今、名古屋から新幹線で東京に向かっています。

3年前、名古屋のホームで母親に心配そうな顔で見送られたことを思い出しました。
「グアテマラって、危ない国なんでしょ?」
そうやってよく聞かれます。
ネットで調べたら、首都グアテマラシティは世界で危ない都市トップ10に入るんだとか書いてあった。
「やべーやん!」
3年前、そう思いました。
もしかしてもう日本に戻れないかもしれない。
死ぬかもしれない。
そういうことも考えていました。
グアテマラで2年間生活して、何もなかったのだけれど、やっぱり危ない国ということは残念ながら否定できなません。
実際に、グアテマラで亡くなった日本人もいます。
今回も、グアテマラ行きはとても楽しみだけど、同時に「万事大丈夫だろうか。」と不安になる自分もいる。
はたからみたら、
「こいつ、怖いもの知らずだな。」
と思われていそうだけれど、ちゃんと「怖い」と感じる部分もあるのです。
でも、この「怖い」という感覚は、自分の命を守るための大切な本能だから、これでいいと思っています。むしろ、この感覚はないといけないと思う。
また、この感覚があるからこそ、どこもかしこも安全な日本では感じることが難しい、「命」の重みに向き合うことができる。
日々、命があることへの感謝、今日までなに不自由なく生きてこられた奇跡、日本がここまで平和で安全な国になるまでに流された血や涙。
海外へ行くときに感じる「怖さ」は、こんな風に、日本の恵まれたすぎた環境に気づき、感動する機会になるのです。
また、飛行機が飛び立つ時に、私はいつも思うんです。
「もしかしたら、この飛行機が落ちて、私の人生今日で終わるかもしれない。」
こう考える度に、
「私は今日死んでもいいと思える人生を生きているか?」
と問います。
なかなか100%Yes!と思えないことが多いけれど、惰性で生きてしまう日常から少し目を覚ます瞬間です。
どんなことがあっても、自分で決めたことなら、不満はないよね。
でも、まだやり残していることはいっぱいある気がするし、今まで受けてきた恩をなにも返せていないと思う。
神さま、今日の飛行機、落ちないようにお願いします。
でもその前に、まずは無事に飛行機乗れますように!
(過去に飛行機の失敗を何度もしているので、毎回搭乗までドキドキします。)
スタバのコーヒー「グアテマラ アンティグア」だって!

意外に身近にあるグアテマラ。
Saki en Guate  
現地からグアテマラの風をみなさんにお届けします!
ご登録よろしくお願いします!

Añadir amigo