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2年という日を感じるとき

2年って、一体どんな長さなのか派遣される前まではあまり想像できませんでした。

でも最近、ふとした瞬間に「2年間」という月日を感じたりします。
今日は、「2年という日を感じるとき」をまとめてみたいと思います。
– 学校の子どもが大きくなった。
きた時は、まだ可愛らしい5年生の女の子だった子らが、今では中学生でお化粧なんかもして、かなりませていたり、低学年の男の子が、すごく大きくなっていたり。とにかくまわりの子どもがみんな大きくなった。
– 道を歩くと、知り合いにいっぱい会う。
ちょっと歩けば、すぐ知り合いに会う。2年間でいろんな人との出会いがあったんだね。
– 全然知らない人から「サキ!」と呼ばれる。
知っている人が道で声かけてくれるのはもちろんですが、最近全く知らない人から名前を呼ばれる。どこで私のこと知ったんだろう?今ではこの村の名物お局日本人になったかな?
– 時間に対するイライラがへった。
これを書いている今も時刻表がない船を1時間ほど待っている時間を使っているのだけれど、待つことに対して昔よりイライラしなくなった。
ここではイライラしたところで仕方がないということを学んだ。
– 甥っ子と愛犬が大きくなった。
どちらも出国時には1歳にもなっていなく、甥っ子なんて何もできない赤ちゃんだったけれど、母から送られてくる写真では、今では歩き回って、しゃべっているようだ。愛犬はすっかりイケメンの成犬になっている。かわいい時代をそばにいられず、無念!
– 2年間分もってきた歯ブラシがなくなった。
歯医者さんに月一で歯ブラシを変えるように言われたので、出国前に2年間分の歯ブラシを買って、月一で変えていた。
残りの本数をみると残っている時間が可視化された。ラスト一本を使う時になり、ついにきたかという感じ。
– たくさんの友達が家庭をもった。
2年間のうちに何回の結婚式あったんだろう?何人ママになったんだろう?
28-30歳の2年間は、多くの女性にとって人生の転機が訪れる。出国前にあった時は、恋愛に悩んでいた友達も今では家庭に落ち着いている人もたくさん。帰国後、それぞれが過ごした2年間のお話を聞くのが楽しみ。
– 人の気持ちが変化した。
2年間で、自分が変わったように、他人も変化した。出国前に交わした約束をずっと信じてやって来たけれど、結局それは叶わないみたい。過去にもらった手紙や交わした約束って、時に今この瞬間では、残酷な存在だったりする。だから、過去に縛られず、未来に期待せず、「今」を精一杯生きることでしか、人生は始められないことを知る。
2年は、
短く
長く
楽しく
辛く
本当に、
濃かった。
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カウンターパートが一生懸命企画してくれている送別会の招待状。

もうすでに、涙。