ハンモックを買った。
いつでも優しくて神秘的な夜空。
もっと見ていたかったのに、
首が痛くなってずっとは見られなかったのだよ。
だからね、ハンモックを買った。
ぶらーんと揺られながら、今日はじっくりお話しできるね。
夜空と向き合えば向き合うほどに、
この世の神秘で胸がいっぱいになる。
この世界は、なんと不思議なんだろう。
この世界は、なんと美しいんだろう。
そして、ここに存在する、緑、青空、空気、鳥、風、光、影、水…
そう、すべてのもが美しすぎるではないか。
その中でも、飛び抜けて神秘に満ち溢れている「人」という生き物。
二つの目で、ものを見ることができ、
一つの鼻で(穴は二つ🐽)、香りを感じ、
二つの耳で、音を感じ、
一つの口で、味を感じ、
さらに声というもので他の人には見えない自分の心に浮かんだものを伝える能力があり、
愛する人に触れることができる手があり、
その手で誰かを包みこむとことができ、
自分が行きたいところへ自分を運んでくれる足がある。
肺を使って、空気を吸うことができて、
心臓ってもので、その肺から入ってきた酸素を体にバキューンバキューンと送り込む。
そういえば、身体には血ってものが通っていて、その血の中にはいろんな成分があって、身体のいろんな機能を助けているんだよね。
で、その血をきれいにする臓器もあってさ、そのサイクルはグルグル止まることなく、自分で努力しなくても、勝手にこのヤバすぎるシステムが体内のなかでうごめいているんだよね。
人って、すごいや。
自分って、すごいや。
この、「人」をデザインした人って、本当にすごい。
すごいではかたずけられないくらい、すごい。
そんなすごすぎる「人」として生まれた自分。
そこに意味がないなんて、もう思えないでしょ。
そうか、そうか。
ずーっと探していたものは、夜空にあったじゃないか、
自分の中にあったじゃないかって、
そんな気がしている。
ハンモック、買ってよかった。
(取り付けが甘くて、2回も落ちてお尻が痛いことは、星空に流そう!笑)