パイロット校

いちいち感動できるのは…

泣いた日から、感動することが増えている。

 
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例えばこの風景。

 
感動で、胸が震えた景色。
 
子どもの学力テストをすることになっている学校に行ってみると、すでに完璧な準備が整っていた。
 
ここの校長先生は本当に協力的で、組織を引っ張る力もあり、とても働きやすい。
 
 
ほかの学校では、教室の椅子が足りない、スペースがたりない、紙が印刷していない、先生に連絡がいっていない、その上、試験中、校長先生一緒に同行してくれず、おやつを食べているという話が、ここでの常識。
 
こういう粗雑な対応に、我慢ならず泣けてきたあの日。
 
 
一方、今日はこんなにも整えて待っていてくれたことに、感動しました。
 
私が何も言わなくっても、先生たちから子供に指示をして、私は本当に試験監督するだけでよかった。
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また、他にも学区長とも話が噛み合わない今日この頃。

 
「なんでこんなにも話が通じないの!?」
 
とイライラを超えて、意気消沈気味だったこの頃。
 
そんな中、私の苦しさや悩みを少しでも理解してくれたり、思いを共有できる相手がいると、今までの数倍心が震える。
 
 
 
ここの人と働くのは、ある一面ではすごく苦労するけれど、その苦労や困難があるからこそ、今までは大して深くは感じてこなかった、人の優しさや、ちょっとした心遣いある行動に本当に感謝の思いが湧いてくる。
 
日本って、基本みんな先を読んで動いたり、他人へ配慮ある行動が「当然」の社会なので、大して誰かの行動1つ1つに深く感謝なんてしていなかった。
でも、そんなすべてのことは当たり前なんじゃないと知れた今、日本に帰っても日本では当たり前と思って気づかない誰かの愛のある行動に感謝できるかもしれない。
 
 
最近ちょっと苦しかったので、そのおかげで、人の何気ない言動にいちいち心から感動しています。
 
そんな深みある感覚が味わえるのも、話が通じない上司や、私を粗雑に扱う校長先生の存在があるから。
 
だから結局は何事も、自分に必要なことしか自分の身には起こらないのだなと思ったのでした。
 
 
 
 
今日は、多くの学校では子どもが登校する最後の日だったようです。
クラスによって、お楽しみ会のようなことをやっているクラスもありました。
 
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こちら、みんな大好き凧づくり。
 

 

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みんなでフルーツポンチをつくっていました。
 

 

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一年への感謝を込めて神様にお祈りしているクラス。

 
 
 
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私は、自分のキャパが足りず、テストの採点を任地にいる別職種の隊員に手伝ってもらいました。

 
本当は自分でやるべき仕事なので、情けなくも思いましたが、ピンチの時に「助けて!」と言えるようになった自分は、少し成長した気もしました。
 
 
 
 
 
今日もお疲れ様でした!!