JICAボランティアには、各国に隊員会というのもがあって、半年ごとに役員が交代となります。
そして、あっという間に私たちの代がこの役員を引き継ぐ時がやってきました。
早いものですねぇ。
役員には、会長、副会長、会計などがあるんですが、グアテマラの場合はH28年度1次隊の私たち11人で今回の役員すべてを引き継ぐという形でした。
現会長さんから、私たちの代で役員を決めて報告してくださいと何日か前に連絡が。
しかし、私たちはこれについて決めなければいけないとわかっていつつも、みんなこの連絡を見て見ぬふりして数日が過ぎる・・・。(私も含め)笑
時を待っても、仕方ない。決めねばらならぬものは決めねばと、数日後、とりあえず同期のグループラインで「どうします~?」みたいなことを私が流す。
よくあるのは、自己推薦、他己推薦などで話し合って決めていく方法らしい。
しかし、そこにはみんなから予想もしなかった反応が。
同期1人が、
「サキさんに委任したいです。」
とつぶやく。
まだまだ、冗談を!と私。
すると、ほかのメンバーは・・・。
「それおもしろいね。サキに一任!」
「サキさん一任に賛成!」
「負担でなければ、サキちゃんにお願いしたいな。」
「サキちゃんよろしく~。」
と、冗談かと思った話をなんかみんな次々とそれに乗っかって、みんな本当に私一人にこの役員決めをお願いすると言っている。
うっそ~ん。
そもそも、こんな役員決めの方法を私は知らないぞ。
例えば、学校の学級で言うならばクラスの役員・係決めをとある生徒の一人に全部決めさせるということなんだから。
そして、それでいいよとみんなが言っている。
これについて考えうるみんなの心理
「みんなで決めるのとかめんどくさいから、あいつに決めさせとけ!」
「別にどれも大した仕事じゃないし、なんでもいいや。」
こんなもんかもしれない。
それにしても、自分の運命をこの私1人にゆだねるというのは、怖くないのだろうか?
なんかみんなのその心意気がかっこえ~と思ったり、こんなに私に自分の運命を任せるほど信頼を置いてくれていることがうれしかったり・・・。
任されたからには、誠意をもって一人一役、適材適所のポジションに配置。
これをみんなに発表してみたところ、
「異議なし。」
と即答。
というわけで、28-1のメンバーがもうすぐ隊員会を引き継ぐわけですが、私たちはこんな風なイレギュラーな方法で役員を決めました。
どのメンバーもみんな違う個性をもち、みんな魅力的な人たちなので、きっと先輩たちが築いてきてくださったものを私たちの代でよりよいかたちにしていくことができるでしょう!
私たちの時間も、もう残り一年を切りました。
みんなで最後まで駆け抜けるぞー!
サンティアゴにまたアボカドの季節がやってきました。ここからこの街はすごい量のアボカドの詰め込み作業がお目にかかれます。
ドラゴンフルーツの赤ちゃん。