大したことはしてはいないけれど、とても充実した週末が過ごせた気がします。
まずもって…
やってきましたよ、バスケの試合~!
お隣の町、サンルーカスのお祭りの一つのプログラムだったようで、そこの町にある教員養成大学の学生のチームに混ぜてもらいました。
この大学は毎週土曜だけの学校で(ここらでは、こういう週末大学が主流)サンティアゴの先生も何人か働きながら勉強されているんです。意外にもといっては失礼ですが、勉強熱心なんですね!
それはさておき、バスケの試合はめちゃんこ楽しかったです!
グアテにきて、初めての試合!
そもそも試合自体、何か月ぶり?
シュートも何本か決め、いい汗かいた!
ディフェンスはマンツーマンとか、ゾーンとかそういうのないっぽくって、ふわふわ守ったり、ポジション決めたものの、あんまり関係なさそうだったり、まだグアテマラ流のバスケはつかめませんが、ここの人たち、バスケ好きってことがわかってとてもうれしかった!40代くらいに人も「私は歳だから~」みたいに手を抜くことなんてなく、すごい必死に動いていらっしゃった!
やっぱり、スポーツはいいですね~!
12月にはバスケの大会がサンティアゴであるらしいので、私もどっかのチームにいれてもらうぞ!
たのしみだーい!
そのほか、この日はサッカーの試合も!
そんな楽しい時間の裏でも、やっぱり今後の仕事のことについて、常に悩んでいたこの週末。
ある程度の方向性は決まってきたものの、定まっていないことも多く、やりたいことはあるのだけれど、どうやったら実行できるのか、具体的に何をするのがいいのか、ずっと悩み続けていました。
カウンターパートのペドロにも相談はするのだけれど、どうも彼は受け身というか、ネガティブというか…。
彼とは一番協力していかなければならないはずなのですが、最近ちょっと彼の姿勢にもどかしさを感じています。
そんなこんなで、悩みつつ、でもあと一週間で子どもも学校が終わってしまうという現状の中、思い切って行動するなら今しかないということもあり、焦っていた。
やりたいことは、ある。
「自分のやりたい!と思ったことに従えばいい」
という言葉を信じて、自信は全くないが、とりあえず動き出したいという思いは真実。
2か月間の休暇、私はなにもしないなんて絶対に耐えられない。
「暇」は、私の苦手分野。
だから、この時間を何か次につながることをしたい。
じゃぁなにを?
一つは、教員を対象にした何か。
ペドロからは、休暇中だから人は集まらないよ~と言われてはいるものの、試してもいないのに、「そうですか~。じゃぁ、やめよっか。」と食い下がるのもダサい。
たくさんの人は集まらないかもしれない。
でも、私の思いに共感してくれる人、本気でグアテマラの将来を心配している人がいることも分かった今、やっぱり先生たちに向けて何かしたい。
休暇中でも来てくれる人は、きっと熱いパッションを持っている人だろうから、そんな人とのつながりもつくれるはず。
じゃあなにを?
教育論?
算数の指導法?
う~ん、どれもパッと来ない。
そもそも自分はそれほどのことを語れる自信がない。
自分がやり切れる姿をイメージできないから、モティベーションも上がらない…。
う~ん。
あ、そうだ。
日本を去る前に撮ってきた、日本の学校のビデオを見てみよう!
自分が勤めていた中学校、インターンシップさせてもらった小学校の学校生活の日常を撮らせてもらったビデオを見てみる。
おお~!
すごいすごい!
日本の学校やっぱすごい!
すっかりグアテの教育事情に慣れてきてしまった今、改めて日本の学校というものをリアルに動画で見てみると、感動がいっぱいある!
これだ!!
私は、単純にここの先生たちにこれを見てもらいたいと強く思いました。
決して、日本のやり方を押し付けるわけではない。
環境も、文化も、生活も違うんだから、同じことはできないし、これが正解でもない。
でも、少なくとも私は環境がまったく異なるグアテマラの教育現場で新たな視点をもらったし、勉強させてもらっている。
じゃぁ、今度は私がお返しする番ではないか?
そのお返しとして、日本の文化、日本の教育、日本の学校をこっちの人に知ってもらうことで、何かの刺激になるんじゃないか?
何かを教えるっていう研修会ってものではなくて、私をこの街に受け入れてもらっていることへの感謝を表す場、日本の文化を紹介する場として先生方を招待するって形にしたらいいじゃないか?
このひらめきから、スイッチ入って、日時、プログラム、もてなしの料理など一気にノートにまとめた。
明日、ペドロに聞いてもらおう!
今回は「やらなきゃ」っていう義務感からではなく、「やりたい!」っていう願望からの計画なんで、ペドロにネガティブ攻撃されても簡単には負けないぞ!笑
もう一つは、子どもとの活動。
正直、なんでもいいから子どもとのかかわりを休暇中につくりたいっていうのが一つの動機。
だって、エネルギーもらえるじゃない?
あとは、自分がスペイン語で指導するっていう練習をしたいという思いも大きい。
そういうわけで、新たなパイロット校で補習授業を開きたいという思いが。
しかし、これも本当にできるのか、全然自信がない。
そもそも普段の授業でも決して算数に関するモチベーションは高くないのに、お休み中に学校なんて来るのかな?
一人では無理だから手伝ってくれる人がいる。でも休暇中にタダで付き合ってくれる人いるか?
自信ゼロ。
でも、これも試してないのに、できないと決めるのは、かっこわるい。
やってみて、できなかったらまた来年は別の手を考えればいい。
でも、何事もやってみないと、どうなるかなんてわかんない!
今週で学校は終わってしまうから、やるとしたら、急がねば!(子どもに告知できなくなるので)
思い立ったらすぐ行動。
その場で受け入れてくれそうな校長先生に電話して、今日会って話がしたいとお願いする。
夕方彼女のお家を訪れて自分の考えを聞いてもらう。
すると、去年も別の教科でちょっと似たような補習授業したんだとか!子どももちゃんときたとか!
おお!
これは手ごたえあり!
なんかいける気がしてきました。
毎日、踏み出せる歩幅は大きくないけれど、それでもちょこっとずつ前に進んでいる気がします。 span>
今週は学校最後の一週間。
ちょっと勝負の週になりそうな予感!
楽しみつつ、闘うっす!