派遣前訓練

幸せってなんだろう?

何だろう、なんか今、無性に泣きたい気持ち。

うれしいのか
かなしいのか
せつないのか
たのしみなのか
ふあんなのか
きたいで胸がたかなるのか…

よくわかんないけれど、
なんか思いっきり泣いてやりたいって思った。

ケツメイシの「涙」って曲で

「あふれる感情は、単純に、こぼれた涙♩」

って歌詞があるのですが、そんな感じかな。
心の中にいろんな感情が湧きあがってきて、ただただあふれでています。

世間ではGWの今日も、私たちは普通の日課を送ったのだけれど、

今日という1日もまた、私という人間を深める1日でした。

午後はボランティアスピリット交流会というものがあり、6人1グループでそれぞれの思いを言語化し、共有し、考えを交流させる中で、自分という存在と可能性について改めて考える機会となりました。

さらに続いて、所内で海外協力事業創設50周年記念映画『クロスロード』を上映していて、見てきました。主演はEXILEの黒木啓司(なんかこの名前に似た人知っていません?笑)、その他のキャストも渡辺大(私の兄)、TAOなど、結構本格的な映画で、最近まで映画館でもやっていた?らしいですよ。

いろいろ意見はあるかもしれませんが、私としては国際協力って何だろう、ボランティアって何だろうって、映像を見ることでより具体的に考えるきっかけになりました。

映画について気になる人はこちらへ

理想だけ、夢だけ、偽善だけではなにも通用しない。
そもそも現地の人たちは自分たちの生活があって、文化があって、私たちの存在を必要としていないかもしれないし、歓迎もしていないかもしれない。
もし自分が逆の立場で、他国からいきなり人が来て、「こうしたほうがいいよ」とか上から言われたら、即拒絶すると思う。
そんななか、自分の思いと要請内容と現地の人の思いとをすり合わせて、一体自分はなにができるんだろう…。
結果、現地へ行ってみないとわからない。
だから、早くそこに住んでいる人に会いたいと思いました。

そんな感じで自分の働きについて具体的に考えていくと、結局なにがいいことなんだろう?ってわからなくなる。
日本は確かに生活水準も教育水準も高い。
しかし、それは本当に100%良いことなのだろうか?
だとしたら途上国より日本の暮らしのほうが幸せということ?
よく「日本は恵まれている。幸せな国だ。」
っていうけど、本当に本当に日本人は幸せを感じて生きているのだろうか。
じゃぁ、モノもなく、不便なこともあるけど、仲間と協力して生活して、人と人とのつながりを肌で感じられる暮らしというのは、どうなんだろう。
彼らは彼らで私たちが感じられていない温もりや愛ってものを知っているような気がする。
結局幸せってなんだろう?

人によって幸せのカタチは違うのかもしれない。
でも、本当はみんな知っていると思う。
人はなにで幸せを感じるのかを。
頭でわかっていなくても、心は知っていると思う。

みんなの心が本当の幸せを感じるときって、どんなときなのか聞いてみたいな。

私がグアテマラという地へ行くのにも必ず理由があるはず。
そこで待っている出会いにも意味があるはず。
自分にはきっと大きなことはできないでしょう。
でも、今は早く現地の方に会いたいです。
会って、目を見て、お互いの心を通わせたいなって思います。
その中で、世界のどこへ行っても、人が本当に幸せを感じるのは同じものなのだと確かめてきたい。

私にはなにができるんだろう。
なんのために今、命を授かっているんだろう。

かなしいわけではない。
ふあんなわけでもない。
でも、なんかいろいろ思いがあふれてきて、やっぱり思いっきり泣いてやりたい!と思った今日という1日でした。

あー!やっと1週間おわったー!

写真
先週参加した環境教育隊員の自主講座のエコふろしきワークショップ
環境問題について学につつ、お絵描きを存分に楽しんだ!
大人ももっとこうやって日々はしゃぐべきだと思う。

私は毎朝ランニングで見ている駒ヶ根のアルプスを書きました。
反対側からは人間の罪の中に天からの光が差し込んでいる様子を表しました。