今日はなんか本当に身が入らない1日だった。
授業がつまらないんじゃなくて、完全に自分のモチベーションの問題なんだけど、全然集中できないし、だるいし、今まで一番辛かった。
なんでだろうね?
考え事たくさんしたからかな?
でもね、そんな生徒に対する先生の対応がすごいんだ。
うちのクラスの先生はペルー人の先生なんだけど、見た目おっとりな感じで、最初見たとき、コミュニケーションする語学を学ぶのに、こんなに暗そうな先生で大丈夫か?
って失礼ながらに思ったんですが、今では尊敬することばかり。
子どもっぽい私たちを上手に扱って、許してくれる。
でも、必要なことは与えてくれて、語学も伸びていると思う。
例えば今日。
私は午前から調子が悪くて、いつもより元気がなく、お昼も休んだけど、回復せず。
そんな中午後は新しい文法やることになっていて、正直しんどすぎるって思っていたところ…
「なんかみんなつかれているねー。じゃぁ、外行きましょ。」
私たちは、え?ホント?
やったー!
って言って小学生みたいになってお外へGo!
午後は中庭でみんなで会話練習とリーディングやって終わりました。
外の開放感ってすごいね。
植物に囲まれて、お日様の下、木陰の中で授業するだけで、こんなにも気持ちが前向きになる。
調子よくなかった私も、ちゃんとアクティビティできました。
結局新しい文法は明日やるってことになった。
先生、すごい。
授業の予定なんより、
自分の計画なんかより、
目の前の私たちを最優先してくれる。
いつもね、授業中、どんなズレた質問しても、
「今はそれについてやってないから」
なんて言わないで、丁寧に答えてくれる。
そんな先生が私たちはみんな大好き!
ここの語学の先生方は、とっても自由です。
自分の好きなように好きなやり方でやっています。
だから同じ語学でも隣のクラスとやっていることが全然違ったりします。
たまに、私も隣の教室から聞こえてくる楽しそうな音楽から「私もあの歌うたいたいな」とか思うんだけど、私たちは自分たちの先生が好きだから、このクラスが嫌だとかは思わない。
結局、やり方より先生や仲間とつながっていれば、内容なんて大した問題じゃないのかもね。
これがそのままそっくり中学校にあてはめられるとは思わないけれど、勤めていた場所では自由がないと感じることも多かった。
例えば、今日はみんな眠そうだし、外で英語の授業だ!
と思っても、他学年に迷惑がかかる。
他クラスがらうるさいとクレームが入る。
常識的におかしいだろとまわりから思われる。
って思うと怖くてそんなことできっこないと思う。
英語は一学年を5,6人の先生で見る。
そうすると、クラスごとに差がでちゃいけないからってことで、どのクラスも同じ内容で基本は進める。
使うプリントは同じものを用意して、歌や帯活動なんかは、子どもや親から不満が出ないように統一する。
そうなると、何かいいひらめきがあっても全員の先生の同意が必要だったり、決定に時間がかかったり、そうなるとそれがめんどくさくって、まぁこのままでいいやって挑戦することをサボってしまうことも。
マンモス校をまとめるのには、いろんなルールがなければうまく機能しないのかもしれない。
安定した生活を守るためには規律も必要だし、
集団生活では、みんなで守る決まりごとが必要である。
でも、でも、どれだけの常識やルールがあったらいいんだろう?
先生はもっとのびのびと自分の授業や学級経営というものを追求してもいいんじゃないか?
まぁ、子どもの安全面など色々と考えると現実的に厳しいこともわかりますけどね。
それでも、私は自分の今の語学の先生を見て、
あー、先生ってこうあるべきだよなーと自分との違いに出会うたびに反省しております。
グアテマラの先生方は基本は自由奔放らしいので、現地でもそういう面ではいい視点もらえるのではないかなーと期待しております!
今日は、あっさり書こうと思ったのに、また長くなってしまった…
失礼いたしました。
夜、お隣の同い年で現職参加のシオリーヌ先生からさんすうセットの使い方やら小学校での四則計算の教え方を披露していただき、大変勉強になりました!
興味深い本も貸してもらったので、グアテマラの子どもと先生のために勉強するぞー!
やっぱり、時間がもっと欲しいっす!