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夢の国

今日は日曜日!
だけど、せっかく伸ばしてきたランニングのタイムを落としたくないし、1日休むと次の日辛いので、一人で早朝ランニングしてきました。ペースはゆるめに、駒ヶ根のアルプス山脈たちが緑に萌えつつある様子を楽しみながら、走りました。

神様がつくった自然は本当に美しい。
そんなことを肌で感じられる駒ヶ根が私は好きです。

話変わって、私の中学生の頃からのプチ悩み。
脚を屈伸すると、右膝がまっすぐつま先の方に曲がらず、内側に入ること。
痛みもないし、このことで困ったことはないんだけど、それでも正常な曲がり方ではないことには昔から気づいていてできることなら治したいとずっと思っていました。

そこで、たまたま談話室にいたら、理学療法士さんが姿勢の悪い人に個人指導していまして、「私も見てください!」とダメ元で自分の脚をみていただきました。

いつの間にかもう1人別の理学療法士さんも加わり、私に屈伸させたり、スクワットさせたり、机の上に脚を置いて筋肉の硬さをみてもらったりと、徹底的に見てもらいました。私の脚を見ただけで、私がどんな体勢で寝ているかまで当ててしまうという職人技。スペシャリストはすごいです。
それでやっぱりかなり私の右脚は内側に入っているとのこと。

「〇〇筋が硬いかなぁ。」
「いや、でも、けっこうここは伸びるねぇ。」
「これやってみるとどう?」

と2人で真剣に何が原因なのかみていただきました。
最終的にこの歪みを矯正するための片脚スクワットを教えてもらったのですが、そのスクワットをすると、左では痛みがないのに右ではいままで感じたことのない筋肉が痛くなる。

この人たち、すごーーー!!

聞いたこともない筋肉の名前が飛び交っていて、私には全然理解できなかったけれど、彼らがすごい量の情報と経験と技術をもっていることはわかりました。
こんなにじっくりみてもらうこと、ここに来なければなかったので、とってもありがたい。
しかもタダでみていただいちゃって。

それと同時に私はあることに気づいた。

これこそ、理想の社会像なんだと。

一人一人が自分の強みをもっていて、誰かが困っていたり助けをもとめていたら、自分の利益なんて考えずにその強みを使って、誰かを助ける、幸せにする。
それで、その人たちの弱いところはまた別の人がその強みを使って助ける。

私には100のこと全てはできない。
でもそのうちの1つは誰にも負けないものをもっていたなら、誰かの力になれる。
そうやって、人とは違う強みをもっている人たちが100人いたら、
ひとりで100できる人が100人いるよりいい社会がつくれると思うなぁ。

だからこそ、自分らしさっていうのが私は大切なんだと思う。
みんな一緒がすべていいわけではなく、人にはない何かを探して磨いていくことは素敵なことだと思う。

そんな周りの人の強みにより、新たなネイルをしていただきました。

そんなにオシャレに興味ないのですが、世の女子がどうやって自分を美しく見せているのか探るためにも、ここではいままでやったことのないことをやろうと思ってやってもらいました。
これも、タダでやってくれるんです。

こうやって自分の強みをお金なしに必要な人のために惜しみなく使える社会があったら、幸せだなぁと思います。
ここでは、生活も保証されているので、外の世界とはかなり環境が違うけれど、これだけ自分らしさをみんながみんな大切にしていて、お互い刺激しあい、支え合えるこの場所は理想的な世界だと思う。

私にとっての夢の国はディズニーとかではなくて、
こういう世界なのかもしれないな。

さて、新たな1週間!
頑張りましょう!