一つ前に英語プログラム2023では、NPO法人幸縁の日本拠点である愛知県刈谷市にある企業様に初めて正式な形でプロボノの募集をかけさせていただきました。
そこでチラシをみて応募してくださったNanaさんという方がいらっしゃいます。
その方が8週間のプログラムを終えて、私たちにくださった感想が本当に素敵だったので、ご紹介させてください。
以下、ご本人の文章です。
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今回プロボノ枠として参加させていただきましたが、実はこのプロボノという言葉をここで初めて知りました。職業上のスキルや経験を社会貢献活動に活かすという発想とそれを実現する仕組みやプラットホームがあることを知って、自分の人生の人生の選択肢が広まったようで嬉しかったです。また、実際に参加してみると、得るものが多く、関わる人お互いにいいことだらけだと感じたので、もっとこういった活動が世の中に広がっていくといいなと思いました。
・仕事へのフィードバック
私の携わる仕事は、世界中の国々に安全で環境に配慮した自動車を送り出すこと。
この活動のおかげで、日本の裏側の地域に想いを馳せ、あの子、その家族、地域の景色が目に浮かぶようになりました。目の前の作業や仕事に囚われてばかりでなく、その仕事の先を想像できるようになることで、普段の仕事への取り組み方が変わると思います。私も視野が広がりました。
・自己肯定感、存在意義
自分の経験やスキルをいかせる場が、職場以外にあることで自分の存在意義を感じることができました。
大企業のある開発業務の一端を担っていると、仕事の成果が見えにくく誰かの役に立っているという実感を得にくいのですが、この活動では1人と向き合い体温を感じられらます。子どもは未来そのもの。それに関われるだけで幸せを感じました。それに、毎週子どもの頑張っている姿を見て元気をもらっていました!笑顔に癒されます!
・チャレンジ
本業を続けながら、平行して小さく挑戦できる機会があってラッキーでした。
また、異業種の方々と知り合えて、刺激をうけました。レッスンの進め方などでも学ぶことが多く、もっと自分もできるようになりたいと思いました。
参加する個人の人生を豊かにしながら、社会貢献ができるすばらしい経験をさせていただきました。
最後に
咲さんの熱意と信念、目的達成のための様々な工夫、ボランティア先生への細やかなフィードバック、本当にすばらしいです。私たちが気持ちよく参加できたのも咲さんのおかげだと思っています。今後も応援していきます!
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7年前、私がリセと出会って、語学を教え始め、日本に帰国後もオンラインでレッスンを続けていく中で感じたあの心のぬくもりを、ほかの人にも感じてもらえていることが、私はうれしくてうれしくて。
これからも日本の先生とグアテマラの生徒というこの個々のつながりを私たちの団体でご提供していくことで、日本の皆さんへも活力を送ることができる。
自分たちがやっていることが、グアテマラと日本の両国同時に、よいものを生み出せてきている感覚がようやく形として表れてきた気がします。
何か本当に胸が熱くなる思いです。
Nanaさんは、引き続きボランティア先生を継続してくださっていて、先生としての腕もめきめきと上げつつ、また新たな出会いの中でグアテマラの子どもたちの未来へ種まきをしてくださっています。
このご幸縁に、心が温まります。