自分でもこうなることは予想がついていましたが、
今は目の前の日本の生徒のことを大切に思いながら、生活しています。
結局、どれだけ離れている人を想っても、人間「目の前の人」に一番力を注げる生き物なのではないでしょうか。
グアテマラの子どもたちも当然大切だけれども、現在英語の授業を受け持っている100名ちょっとの生徒は自分の短い人生の中で出会わせてもらった人たち。彼らにどうやって自分との出会いを生かしてもらおうか、自分の人生を使って何を提供できるかと、そんなことを日々考えているところです。
今年から愛知県の公立高校入試は大きく変わるということもあり、既存のやり方を変えていく必要性を感じます。
そこで、いろいろとやってみたいこと、これからの英語教育のこと、今、頭の中でものすごく考えていています。
直近では、まず子どもたちに「英語ができるとどんなことが可能になるのか?」ということを体験してもらいたいと思っています。
NPO法人の代表としてではなく、一個人としてグアテマラの中学校の英語の先生方に声かけていっそのこと学校同士で英会話しちゃえばいいんじゃないか?と。
別に、英会話で100%分かり合えなくったっていいんです。
むしろ「わからない!伝わらない!」を経験してほしい。
その経験こそが、学習者の学習する理由になる。
そんなこんな考えていたら、結局私は、相手はだれでもいいんだなと。
誰が相手でも、どこにいても、情熱がわいてくる。
人間は、きっと目の前の人の一生懸命になれるように作られているんだ。
だったら、きっと相手は誰でもいい。
大切なのは、自分がどうあるか。