奨学金事業

ドーナツのご褒美

はじめに少しご報告。

昨日まで謎の足の痛みで歩けなかった私ですが、今朝は少し痛みも和らぎ、4日ぶりに家を出て、村内を歩きました。そして、夕方ごろにはかなり痛みもなくなり、普通に歩けるようになりました!ご心配をおかけしてすみませんでした。

でも、本当に原因がわからないので、謎のまま。
今まで感じたことのない痛みで、自分の手で足を持ち上げないとズボンがはけないほど、足に力が入らず、変な感じでした。

とりあえず、回復しているのですがよくわからないので、日本へ帰ったらちゃんと人間ドッグを受けようかと思いました。(人生でまだ一度も受けたことがない…。)

以上!

 

こんなことはさておき、今日はとってもうれしいことが!!

毎週木曜日は単語テストトライアルDayにしていて、自主性で私と単語テストができる日です。
今日は、7名全員が私に単語テストを申し込み、15分刻みでチェックしました。

うれしかったこと1
全員が時間より前に入出し待機。全く時間のロスがなかった。
1週目こそ遅刻者がたくさんいたが、優しくご指導した成果か2週目からほぼ遅刻がない。
それどころか、私が5分前にzoomを開けていないと
「さき!もう時間だよ!もう待っているよ!」
とケータイにメッセージが来る始末。
(だいたい10分前から私は待機しているのだけれど、この時は直前に停電が起こり、あたふたしていた時だった。)

グアテマラ人は、時間が守れないとよく言うけれど、別にそういうわけではないんですよね。

うれしかったこと2
ドーナツご褒美獲得者4名出現!

20語のテストを5種類やって合格し、100語覚えた子どもにはドーナツ5個プレゼントすることにしていた。こうして今日、英語ゼロから始めた子どもが3週目にして初めてこの100語に到達!

(ちなみに、子どもたちが各家庭で勉強している学習アプリはQuizlet。私との単語テストでも、これを使って行っています。興味がある方は下のリンクから覗いてみてください。)
子どもたちが使っているQuizletパック

 

このドーナツは、本当においしいので私もとにかくいろんな人に食べてほしいと思っていて、普段おやつなんて食べられない子どもたちになんとかこのドーナツをご褒美であげたいなぁってずっと思っていたのです!

家が大工の男の子は、単語テストに合格したときに、こんな風に言っていました。

「いつも大工道具屋の近くにこのカフェテリアがあって、おいしそうだなぁって思ってたんだ。でも、一回も食べたことないから、もう楽しみでたまらない!」

そんな彼の手を見てみると…

毎日家の仕事も手伝っていることがよく伝わってきます。

日本では、小6の子どもが生きるために働くなんて、普通のことではないし、こんなに手がぼろぼろの子どもだって見たことがないので、なんだか私は心がきゅうっとなってしまいました。

でも、この生き方が日常の彼にとっては、別に普通のことなので何とも思っていない様子。そんなことよりも彼は目の前のドーナツにワクワクしているようでした。

彼は、はじめから「早くぼくに宿題をくれ!」といってきたり、語学学習アプリのDuolingoで「シルバーの羽が手に入ったよ!」とわざわざメッセージしてきたりと、本当に前向きで素直な子。

 

彼以外の6名もまっすぐな子どもたちばかりで、その生命力というか、人間性というか、そういう姿に私はここで生きる力を与えられていると感じます。

 

週3回オンラインでは会っていますが、実際に会ったのは今日でまさに3週間ぶり。

改めて彼らに会ってみると、やっぱり体つきはまだ子どでかわいいなぁと思ってしまう年頃です。

単語テストは、毎週開催します。この4名に続いてほかの3名も燃えてほしいと思いますし、今回ご褒美をもらった子どもたちには次の100語目指してどんどん英語を吸収していってほしいと思います。

 

みんな、家族とドーナツわけっこしておいしく食べたかな?
食べている顔を見てみたかったな。

 

明日の朝は、3週目のオーラルテストです。

今週の課題は

1.Days of the week 曜日
2.Phonics  “Polite Vowels” 礼儀正しい母音
3.Possessive Adjectives 所有格
4.To Be Verbs (negative, interrogative ) Be動詞否定文、疑問文

です。

スペイン語は疑問文でも語順を変えないので、語順が命の英語には、少し戸惑っているようでした。でも、個人レッスンで特訓したので、多分あしたはみんな合格できるはず!

 

それでは、今日もカッパ着て寝ます!

おやすみなさい★