日グ英会話プログラムが先日幕を開けました。
この取り組みを通して、毎日いろいろな感動があり、言葉にし切れていないことがもったいないと感じます。
何から、言おうか、
どうやって記録しようか、
ほんっと書き留めておきたい気持ちがたくさんあって、処理しきれていないのが今の私です。
一言で言うと、
「楽しすぎる!」
先日、はじめてオンライン上で18名の参加者たちが顔を合わせました。
今回、オンラインプログラムということで、主催者としてのzoom操作に不安があったり、当初の計画の2倍の参加者になったことから一人でこのプログラムを回していくことに自信がなかったので、直前になってアシスタントスタッフをヘッドハンティング。
同期隊員で教育に同じく志のあるタイチと
現在グアテマラで働いている超優秀若手日本女性、ゆうきちゃんにアシスタントスタッフとしてお手伝いしてもらうことに。
めちゃめちゃ心強いです。2人にも英語、日本語、スペイン語で自己紹介してもらいましたが、慣れないうちは英語とスペイン語がごちゃごちゃになって、どっちをしゃべっているかわからない状態になるという現象もおもしろかったです。
参加者の皆さんにはそれぞれの自己紹介を英語で1分程度行ってもらったのだけれど、まるで4月の学級開きのようなドキドキした気持ち。
住んでいる場所がこんなに離れているのに、同じ部屋に入ってそれぞれに自己紹介しているその空間は、私が長年頭の中で構想してきたオンラインインターナショナル学級に近いものがありました。
当日時間が合わなくて参加できなかった4名の子たちには、事前にビデオを用意してもらったのですが、それがまたよくできていて、みんな大いに楽しみました。
現在は、来週から始まる1対1のサバイバル会話(?)に向け、スキルアップ中。
先ほども日本人の小学生とレッスンしたのですが、「どんなことを話したいかな?」「こんなこと、聞いてみたいな?」と実践の場が目の前にあることで、私も生徒さんもものすごく気合が入って、超充実の1時間のレッスンでした。正直、めっちゃ楽しいです。学びを求めている子どもの力を引き出し、伸ばすこの瞬間、わくわくが止まりません。
また、グアテマラの方でも気合いの入っているご家族は、私に「この原稿見てくれ!」と自己紹介の文章をワードで送ってきました。
すぐにレッスンすることにして、練習しました。彼は、9歳の男の子ですがとても覚えが早く、やる気もあるので、日々どんどん力が伸びていくことがわかります。本当に頼もしいです。
今日の練習風景
スペイン語は、アルファベットをそのまま発音するので、グアテマラ人にとっても英語の発音はなかなか困難。そんな発音指導をしている風景です。
(お父さんとzoomで遊んでいたら、おひげがつく設定になってしまったらしく、その取り方がわからないので、そのままレッスン。笑)
しかも、聞けばもうグアテマラ人の参加者同士でネットでつないで勝手に次回の1対1の会話に向けリハーサルしていたらしいのです。
いいねいいね~!
こうやって、目的がはっきりしていて、心に火さえつけば、人は勝手に行動するんですね。
これこそが、人が本当に力をつけていく瞬間なのだと私は思います。
とにかく、楽しい。
学校で担任をしていたときも、こういう子どもの姿にわくわくする瞬間をたくさん与えてもらいましたが、今年の3月に現場を離れると決めたとき、そんな感動とはしばらくお別れなんだろうなと思っていました。でも、今オンライン上で会ったこともない子どもたちと共に学ぶ中で、それぞれが成長していく姿を見るのは、本当に感動します。
学級で味わった感動と同じような、いや、それまで以上に楽しいと思える感覚、わくわくする感覚がまた私の中の心に火をつけてくれています。
グアテマラの子どもと、日本の子どもを同時に個人レッスンしているので、
「あ~、この子はあの子とどんな会話をするんだろう?めっちゃ盛り上がりそうだなぁ~。」
と考えるのが楽しい日々です。
楽しすぎて、どうしましょう。