今日、すごいクレイジーな人を見た。
「突然のビデオレターだよー。暇なときにでも見てね。」
こんなラインが届いた。
彼女は、大学時代のよさこいサークルのお友達、あんちゃん。
今は、結婚して旦那の海外出張でアメリカに。
そんな彼女からの3分のビデオレター。
「さくら(よさこい時代の私の名前)が、昨日のメールで元気ないようなこと言っていたから、どうやったら励ませるかな?って考え抜いた結果、はじめてデコレーションケーキをつくりました!!」
私(え?どゆこと!?)
「で、それが、これで~~す!」
とカメラが向けられたその先には、
なんとかわいらしいデコレーションがされたワンホールのケーキ!
私のために「花」をイメージして優しいピンクのクリームで、お花いっぱいのケーキ。
私(なんじゃこりゃ~~!!!)爆笑
うれしさで爆笑したのは、ひさびさでした。
なんなんだこの子は?!
今日一日、この手の込んだケーキを作るのに一体何時間費やしたんだろう?
私、つくてもらっても、食べれないんだぜ?笑
なんなんだ!?
でも、最高にうれしいんだけど!??笑
彼女のぶっとんだエールの送り方に、私はとっても励まされてしまいました。
そんな彼女の行動力に尊敬さえしました。
今日私にビデオレター送ってくれたあんちゃんの大学時代のイメージは、
とっても心の優しい子、
でも、なんだかいつも自分を責めている子。
そんな感じでした。
あれは、確か私が留学に行く前
「さくらは、ほんとうにすごいよね。自分の意思で編入もして、留学も決意して・・・。私は、やりたいこともよくわかんないし、なんとなく就活してる。さくらは、まるで雲の上の存在だよ。」
言葉は違っただろうけれど、そんなようなことを言っていた。
なんか私のことを神様かのように、尊敬してくれていた。
そこには、なんとなく「自分なんて…」というような発言が時折あったことも覚えています。
でも、そんな彼女のビデオレターの中の生き生きとした表情!
さらに、なんか笑顔がすごくかわいく見えた。
って、何が言いたいかって、
私のまわりのひとって、私が弱音はいたり、弱い部分を見せると、なんか喜んでくれるんだよね。笑
あんちゃんも昨日わたしが、メールで弱音はいていなかったら、こんなクレイジーなことして楽しく一日つぶしてなかっただろうし。笑
ほかにも、
任国内研修会の最終日、力尽きて、ぶっ倒れたときもみんなすごく働いてくれたし、優しくしてくれた。
いつもとぼけているなっちゃんに、逆に私がボケているところをつっこまれると、彼女はなんかすごくうれしそうにしているし、
最近で言えば、ちょっと元気がなかった私をカウンターパートが全力で励ましてくれた。
昔のことを思い出してもそうだ。
クラスが全然うまくいかなくって、やれどもやれども空回り。
結局は、自分に問題があったことに気づき、子どもたちに泣きながら「ごめんなさい。」と謝った時、クラスの子がいつもよりキラキラっとした。
自分がどうしようもなく、ダメな時、
そのことを隠さずにさらけだしてみる。
そうすると、なんだか私のまわりのひとは、いつもよりパワーが注がれているようにみえる。
人間のパワーってそうやってバランスとられているのかな?って思う。
私が元気なければ、横の人に私を元気づけるパワーが沸いてきて、
私の隣の人が、元気なければ、私には、いつもよりパワーがみなぎる。
そういうエネルギーの法則があるのかも。
昔から、「愚痴や弱音はいってはいけない。」と言われてきた。
弱音を吐いても、嫌な空気になるだけで、意味はないと教わってきた。
だから、人前ではいつも強がる自分がいた。
私には、弱いところはありません。
というオーラを放っていた。
だから、自分の弱いところと向き合う時、苦しかった。
こんな弱い部分、あっちゃいけないのに!
こんな愚痴ばっかり言ってちゃいけないのに!
私が、ダメなんだ。
弱い私、愚痴ばかりの私、
だめだ。
そう、自分を責めてきた。
でも、最近、どうやら私が信じてきたことは、間違っていたぞ?と感じています。
私が弱いところを見せると、人は喜んでくれる。
「さきにも、そんな一面があったんだね。なんか親近感沸いた。」
と、前よりもっと愛してくれる。
そっか、だからみんな弱さをもっているんだね。
弱さがあるから、そのひとのまわりのひとに力が沸く。
弱さがあるから、愛される。
弱さがあって、よかったな。
あんちゃん、ありがとうっ!!
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