ようやく、ようやく、昨年の終わりに結成した算数委員会の会議を開くことができました!!
去年一年、やりたいことを思いっきりやらせてもらい、それなりにいい結果も得られました。
しかし、私が帰ったらどうなるんだろう?
という問いに答えられる自分がいませんでした。
いろいろ考えた結果、現地のリーダー育成にもっと力を注ぎたいと思い、去年の終わりにようやくメンバーを選定し、そのメンバーに小学校教育全体で開催した任国内研修に参加してもらいました。
そこから、教育長の変更などもあり、およそ2ヶ月弱が過ぎてしまっていましたが、先日ようやく集まることができました。
私の今年一番の目標はカウンターパートが成長すること。
なので、この会の進行も彼にお任せの意思を見せてきました。
しかし、直前になってもその会議で何を話し合いたいのか、細かい点が明らかになっておらず、「本当に大丈夫??」と不安ながら、ちょいちょい口出ししていました。
そして、第一回目の会議がやってきた。
しかし、さすがグアテマラ人!
話がズレるズレる。
一つのこと言いたいだけいって、何も全体での決議をとらずにどんどん別の話題に…
時間限られているんですけど…
と何度も突っ込みたくなるのを我慢して、とりあえず私は流れを見ていました。
こんなんで、今日の会議で何か決まるのか??
と思っていましたが、なんとそこでカウンターパートが
「いろいろ意見はあるけれど、時間も限られた中でやらなければいけないから、話をまとめよう」
と、まさに私の言いたかったことを!!
やるーーー!!
そこからのグアテマラ人のダイナミックな展開で、どんどん話がすすんでいく。
話をしながら、12月に行った研修会のレプリカを市内で行うための進行表をその場で作成。
日本人にように、細か〜く吟味しないので、話に勢いがつくと、早い早い!
私は、あまり意見は言わず、みんなからの意見を聞いて、元の計画に修正を加えるという作業を。
あとは、四則計算活動であるマス計算を今年は市内全校で導入するために、まずは委員会メンバーに伝授。
これが定着すると、きっと今後子どもの計算力は着実に伸びていくはず!
また、教員学力テストや校内勉強会システム、子どもの四則計算活動のことなど、結局話したいと思っていたことは、2時間で全部話をすることができました。
やっぱり、思いを持っているメンバーが集まると、話はどんどん進んでいくんですね。
私は、いつもグアテマラ人だけでは、いろいろと難しいだろうと勝手に思っていましたが、結構自分が一歩引いてみると、おもしろい展開が見られることがわかって、彼らをとても頼もしくおもいました。
これからこの調子でどんどんフェードアウトしていきたいと思います!
本当にプラスのパワーと今後の可能性を感じるいい時間だったな。
これも、12月に他の隊員と行った任国内研修会の影響がものすごく大きい。
あの研修会に意味づけするのは、きっとここからなんでしょうね。
私以外の任地でも、あの研修会後の動きがいろいろとあるようで、いいうねりが巻き起こっているように感じます。
今後がとても楽しみです!