久々にアティトラン湖周辺ツアーです。
今日は「ツヌナ」という村に行ってきました。
ここサンティアゴからは、一度サンペドロまで行き、そこで船を乗り換えて、行きます。
今回の目的は、「ゴミ拾い活動」。
というのも、どうやらこの村では、最近ゴミ回収にお金を払うことになり、住民の方がそれを払うのを嫌がって、道端にゴミを捨てるようになったんだとか。
それで、一度汚くなると、さらに「私も捨てちゃえー」と思いやすく、どんどんゴミがたまっていくというサイクルになりつつあるので、そのサイクルの予防として、道に落ちているゴミの回収を手伝って欲しいという依頼が来たからです。
ここでちょっと村紹介。
めちゃめちゃ静かでした。
普通中心はもっとにぎわっていたり、大きな広場があったり、お店があったりするのだけど、この村はとても小さく、静かーな雰囲気が漂っていました。
実はこの村には、日本人とグアテマラ人のご夫婦がお子さん3人とともに住んでいて、今回の活動はその方達の主催です。
(2年前に、「こんなところに日本人」にもご出演されたこともあるそうです。)
他国の観光客さんも参加してくださり10名ほどでやりました。
ビフォー
まだまだとりきれていない状態ですが、見た目はだいぶ変化しました。
ソロラ県には、環境隊員の方がいまして、その方からゴミの処分についてお話をいろいろお聞きしたのですが、日本はゴミ処分では最先端なんだそうです。そんな日本で育ってきた私たちからすると、こちらの人々のゴミの扱い方には残念になる場面がたくさんあります。
ここグアテマラでは、たいていの地域では、ゴミの分別はせず、全部は空き地へ投棄というスタイルがほとんど。
今は少しずつ変わってきていますが、人々の意識を変えていくには、時間はかかるんだろうなぁと思います。
そういう現場を見ると、日本ってやっぱりすごい国だなぁと思うのでした。
おもしろかったのが、ここのご夫婦のお家!
なんと台所、トイレ、ツリーハウス、お風呂、ピザが焼ける窯まで、全てが手作り!
このグアテマラ人の旦那さんが芸術家&なんでもつくっちゃうというかなりおもしろい人。
私は、昔から将来住むお家には手作りの家具や、手作りの食器など、必要なものを全部自分の手でつくるというのが憧れなので、私にとっては夢がいっぱいのお家でした!!
日本語、スペイン語、マヤの現地語の3ヶ国語をしゃべる子どもは元気一杯で、グアテマラの地ですくすく育っているようでした。
自分は、グアテマラで子育てする勇気がないけれど、ちょっと憧れてしまうご家族でした。
そう、すごいのがこれ!
この旦那さん、自分でプラスチックのゴミ焼却炉をつくり、プラスチックを熱で溶かして、(燃やすとダイオキシンが出ますが、このやり方なら、OK。環境隊員さんより)その溶液で新たな作品をつくるのです。
そこからできた液状化したプラスチックで、形を作って固めると、こうなるそうです。
まだ始めたばっかりで、まだまだこれから試行錯誤されるようですが、発想がすばらしい。
グアテマラには、いろんなおもしろい人がいっぱい。
やっぱり、グアテマラに来れてよかったと思う今日この頃です。
最近、青年海外協力隊への応募数減っていると聞きます。
私も2年前くらいに迷っているとき、お知り合いの経験者に相談したら
「彼氏とかいる?」
私「全くいません!」
「だったら絶対に行ったほうがいいよ!」
と言われました。笑
私も、迷っている人には、絶対におすすめします。
恋人がいるかは関係なく!!笑
今日のプチ出来事。
一緒に掃除したアメリカ人と英語でしゃべったとき、「50」って、英語でなんて言うのか本気でわからず、聞いてしまった。
私の英語力がヤバすぎます!