サンティアゴアティトラン

トルティーヤの教え。

 

市内の学校まわり、終わりが見えてきました。

 

いろんな出会いがあるのはいいのですが、

さすがに自分の自己紹介に飽きました…。

 

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21校終了し、あと2校で全市内制覇!

それに加え4校の私立も行くことになってはいますが、もうすぐでおわる!

いや、始まる!

このあいさつ回りが終わったら、一日一校授業観察。

そしたら、今年いっぱいの予定はパンパン。

 

授業観察、またいろんな驚きがあるんだろうなぁ…。

 

楽しみなような、恐ろしいような…。

 

 

 

 

それは、さておき、今日ジャニル(お手伝いちゃん)のおいしいお昼ご飯を食べていた時に、気づいたことがあります。

 

トルティーヤ(トウモロコシの粉を練って、平らにして焼いたもの)

フリホーレス(豆。どろどろにして食べたり、豆の形のまま食べたり、いろんなタイプあり)

 

この食材は、ここのグアテマラでは欠かせないもの。

日本のお米とみそ汁みたいな感じ?

とにかく、毎日毎日グアテマラ人はこれを食べる。

特に、トルティーヤはほんっと、食べる。

 

道端では、トルティーヤが売られまくっています。

 

 

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アンティグアにいた一か月も、このトルティーヤとフリホーレスは毎日出してもらっていたんだけれど、大して味も「うっま~!」って感じのものではないのに、どうしてここの人たちはこんなに食べるのだろう?と思っていた。

まぁ、まずくはないしとりあえず出されたから食べよう。

ってくらいで食べていました。

 

でも、最近気づいた。

私、このトルティーヤとフリホーレス、好んで自らいっぱい食べている。

おかわりしている。

 

多分最近毎日トルティーヤ一日10枚くらい食べている。

 

あれ?

 

昔の私どこいった?

 

なんでこんなのを凝りもせずに食べているんだって自分で言ってたくせに。

またフリホーレスかって、心で言ってたくせに。

 

フリホーレスに心踊らせているのは、どこのどいつだ!

 

 

さらに、私が唯一嫌いだった食べ物。

 

パクチー。

 

今日のスープに入っていた。

 

このスープがめっちゃうまい。

 

前からちょいちょい気づいていたけれど、私いつのまにかパクチー好きになっている。

 

おかしいぞ?

 

はじめてパクチーに出会った日、

これは人間の食べ物ではないって思ったじゃないか。

 

その私はどこへ行った?

 

そこで、セニョリータは思った。

 

「人は変わる」

 

自分自身がびっくりするくらいに、自分って人間が日々変わっている。

 

ほんっとに、変わる。

 

それは、すばらしいことのようでもあり、少し怖いことのような気もする。

 

それは「成長」と呼べるのかもしれない。

 

でも、その反対で自分が変わってしまうことで、以前は気の合っていた人と昔のように心から笑えなくなることでもあったりする。

 

社会人になって自分の環境が変わって、自分って人間が変わって、いろんな人と話が合わなくなった。

一緒にいるのが辛いと思うこともあった。

昔は、一緒の景色を見て、一緒に笑えていたのになぁと自分の変化にすこし寂しさを感じたこともあったな。

 

また、変化は自分だけでなく他人にも常に起こる。

 

私を好きだと言ってくれる人がいた。

その人が私を守ってくれると言った。

私も一緒にいたいなって思った。

 

でも、その人の心は一瞬で180度変わってしまった。

 

その時、人の心は変わるんだって、知った。

どんなに信頼できると思っても、すべてのものは変わりゆく。

 

それは、別に悲しいことではなくって、きっと自然なことなんだと思う。

だって、人間って不完全な生き物だから。

人間には「絶対」「完璧」っていうものはない。
だから、そこにすべての希望を置いていると、いつかくじける。
 
渡辺和子さんの本にも確か書いてあったけれど、人のことは99%しか信頼しない方がいいって。

1%はその人が裏切ったり、変わってしまったときに、許せる心が自分の中にあるようにって。

そうだなって思います。

 

人は変わる。

 

自分も変わる。

 

 

2年後の私はどんな風になっちゃっているんだろう?

 

みんなが知る私でなくなっちゃうかもしれない。

 

好きだと言ってくれた人、期待通りの私はもういないかもしれない。

 

好きだと思ってた人、もう同じように思えないかもしれない。

 

 

すごい勢いで変わる自分、

 

一体どこにいきつくんだろう。

 

楽しみなような、ちょっと怖いような…

 

 

だからこそ変わらないものに私は希望を置きたいと思います。

 

2年後、どんな自分がいても、どんな環境があっても、柔らかい心でそれを丸ごと受け入れられる自分でありますように。

 

 

 

あれれ?

気づけば、当初書こうと思っていた内容となんか全然別方向の話になってしまいました。

 

私が言いたかったのは、初めは大して好きじゃない相手、嫌いな相手でも、

ちょっぴり我慢して受け入れてみると、いいとこ見つけられて、最終的に結構好きになったりするよって。

だから、最初の一歩が大切なんじゃないかって言いたかったんだけど…。

 

トルティーヤから意外な展開の話になりました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

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お花を集めてお花ジュースをつくる子。
こういう自然のなかの遊びって、心が踊るよねー。
世界のどこにいてもこういう遊びは共通なんだね!