家族&地元

番長が教えてくれた結婚観

突然、結婚することになった38歳の私。

ここまで本当にご縁が実らなかった自分の人生ですが、

最後の人とはスピーディーに決まっていきいました。

これに関していろいろ自分が思うことは日々あるのですが、

結婚を決心できた一つの考え方は、中学時代の同級生で

当時のヤンキー番長的存在だったYちゃんとの会話から学んだものなんです。

中学時代、今思うとありえないくらい荒れていた学校でしたがその女子のトップをはっていたのがこのYちゃん。

私はかなり凡人だったので、目立っていたYちゃんとは挨拶する程度の仲でした。

でも、なぜか大人になって、どういう流れだったか忘れたけど、深夜に一緒にドライブに行ったことがあり(彼女は3人の子育て真っただ中だったので、夜遅くにしか時間がなく)、なぜかビーチまで行って、二人で話をしたのです。

その時、私は彼もいなく、結婚できる気配もなく、結婚して何年も経って、日々子育てを一生懸命にしているYちゃんは全く別世界の人でした。

当時「結婚って、どうせ数年したら冷めるもの」って思っていた私は、

私はYちゃんに質問したのです。

「今でも、旦那さんのこと好き?」

そしたら、意外な答えが…。

 

「うん。結婚した時より、好き。」

 

この答えには、結構びっくりしたので、いまだに私の記憶に鮮明に残っています。

「正直、結婚した当初はそこまで好きと思えなかった。でも、だんだんとより好きになっていって…。今の方が、旦那のこと好きだよ。」

そうか、そういう夫婦のカタチもあるんだ。

そこから、ずっと自分もそんな風に、だんだんと時とともに夫婦の絆を深めていけるような関係をだれかと築けたら、いいなって思っていました。

始まりが絶頂でどんどん冷めていくよりも、最初はゆるやかでだんだんと熱くなっていく関係の方が素敵だなぁと。

 

あまり人に言ったことはないのですが、

私には、過去に心から愛した人が一人と、
大好きで仕方がなかった人が一人いました。
(なんとなくこの二人は同じ枠に入らない)

心から愛したと思った人に対しては、その人のためなら死ねるとさえ思いました。
自分が死んで、その人が助かるなら、私は命を差し出したいと思っていました。

大好きで仕方なかった人とは、何もいりませんでした。
ただただ、一緒にいる時間だけが尊くて、それだけで心が満たされていました。

 

でも、ただ愛し合うだけ、ただ好きでいるだけでは、許されないものがあって、
一緒になることは叶いませんでした。

 

そして、出会った今の人は、過去の恋愛に比べたら心の高まり、高揚感、お花畑感(?)みたいなものはあまりないのです。正直、見た目も特にタイプではありませんでした。

でも、私をどん底から引き上げてくれたということだけは、事実で、その恩は一生消えない。

だから、自分の意志で、「この人を愛そう」と決めたのでした。

今は、幸せの絶頂!という高揚感はまだありません。

でも、自分で思っているのです。

「私は、日々この人のことをもっと好きになっていく。」

そして、実際にそういう日々を過ごしています。

あの元ヤンキー番長Yちゃんが言っていたように、
私も、何年かたった後に、「結婚した時より、もっと好き。」って、思えると信じています。

大学生の時に読んだ『愛するということ』(エーリック・フロム)のフレーズが私の頭に強烈に刺さって、今もずっと消えない。

愛は、感情ではなく、意思である。

 

私が結婚を決めたのは、

過去イチ恋に落ちたからではなく、

この人を愛すると決めたから。

 

日々、そうやって決意を重ねるその先に、深く温かい人としての幸せを今よりもきっと感じられると信じています。

それが、今の私の結婚観です。