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ジャマイカで Lion King

ジャマイカで映画「ライオン キング」観ました!

なんで映画なんて観に行ったかというと、こちらでお知り合いになった日本人が、ジャマイカの映画館には独特の文化があるということを教えてくれて、それを体感したい!と思い、一人ジャマイカで映画観てきました。
チケットは一枚ジャマイカドル$1200。日本円だと1000円弱くらい。
会場に入る。
思ったよりこじんまりとした映画館。

上映時間になると、

「ジャマイカ国家に敬意をはらって、ご起立ください。」

みたいな内容のアナウンスが流れ、全員起立。


これが噂の上映前の国歌斉唱!

話には聞いていたので驚きはしませんでした。

今回は国歌のミュージックをジャマイカプロモーションビデオみたいなやつを観ながら立って聞くだけで、歌いはしませんでした。(たまに歌うこともあるらしい。)
このプロモーションビデオがなかなかおもしろくって、ジャマイカのアイデンティティを垣間見ることができました。
ジャマイカって、「黒人」の国っていうイメージがありますが、実はいろんな人種が混在しているんですよね。
欧米系やらアフリカ系やらインド系、中国系…
見た目が黒人っぽくても、よくみるとインド人ぽかったり、アジア人っぽかったり、一人の中にいろんな人種が混じっていることがわかります。
このプロモーションビデオは、そういったいろんな民族が共存している国というようなメッセージが込められていた感じがしました。
ジャマイカってなんか興味深い国だ。
そして、始まった映画。
意外とみんな静かに観ているじゃん。
(人からは、めちゃくちゃうるさいと聞いていた。)
でもやっぱり笑うところはみんなで笑って、「ハクナマタタ」とプンバとティモンが言おうとした時は、観客が彼らより先に唱えていました。
海外で映画見ると、大声で笑ったり、拍手したりすることがあって、みんなで一緒に感情を共感できるのが結構好き。
日本では、
「上映中はお静かに。」
と、子どもの頃から徹底的にしつけされているからか、こういう現象はあまり起こらないんだけども、海外のこういう感じが私は好き。
で、1時間たったころ、ちょうどプンバがおならをしたところで、スクリーンが突然真っ暗に。
スクリーンには
「休憩時間」
との表示。
たった2時間の映画なのに、間に15分くらいの休憩が!
私もこの間にポップコーン買ってみました。
そこから、また最後まで映画を楽しみました。
なんか途中に休憩があるのは、見る側にとっても無理がなくていいよなーと思いました。
よくトイレ行かなくてもいいように、飲み物我慢したり、もれそうになって映画のストーリーに集中できない時とかあるもんね。
あと気づいたことは、ジャマイカ人の途中の入退場が激しかったということ。
平気で30分遅れで入ってきたり、間に休憩があるのに上映中変なタイミングでポップコーンなど買いに行っていたり…
でも、真っ暗な中で後から入ってくる人の足元をライトで照らして席を案内するジャマイカ人のスタッフのサービス精神は、きっとグアテマラではないんだろうなーと2国を対比する中で感心していました。
ってことでまとめると、ジャマイカでの映画、楽しかったです!
あと今日は映画のついでにショッピングモールをブラブラして、それもおもしろかったな。
私は、ザ 観光地へ行くよりも、こういう人々の日常の暮らしの中に見える文化の違いを見るのが好きです。
今日の発見は、ジャマイカのMac(化粧品の)の店頭に並んでいる口紅の色は、とても鮮やか!だということ。

黒いお肌には、こういう明るい色がとても映えそう!
黒人さんの光り輝くブラックスキン、私は見ていてうっとりします。