最近さ、自分の心がすごくピュアでさ、
人が笑っているだけで、
お母さんが子どもを抱いているだけで、
緑が美しく青空に映えているだけで、
そんな光景をみているだけで、なんか胸がいっぱいになって泣きそうになる・・・。
どうしちゃったんだろう、私・・・。
またね、最近思うんだけど、私、
ここ、グアテマラ ソロラ県サンティアゴアティトラン市が大好きすぎる。
今日、ここは世界で一番いい場所なんじゃないかなってふと思った。
緑があって、
湖があって、
一年中過ごしやすい気候で（雨季のダニは目をつむっておいて）、
人々の笑顔が底抜けで明るくって、、
道を歩けば知り合いにいっぱい話しかけられて、
スーパーなんてなくっても必要なものは、すぐに手に入って、
マヤの文化が色濃く残っていて、それが美しくって、
人々がのんび～り暮らしていて・・・
私は、ここにいるってだけで、今すごく幸せな気持ちになっている。
そんな、ここサンティアゴが私は、大好き。
去年の1月、私はブログで
「ハネムーン気分は終わった。」
という内容を書きました。
着任から半年たったあの頃、私はこの町にすこし嫌気がさしてました。
はやく、日本に帰れたらいいのにって思っていました。
でも、いま自分の中のこの村への愛が本当に深くなっていることを感じます。
ここにいる人たちが好き。
ここにある自然が好き。
ここに流れる時間が好き。
ここ最近よくひとからいつ帰るのかと聞かれ、今年の6月だよというと、
「じゃぁ、グアテマラ人の彼氏を見つけなきゃなぁ～。ここで結婚してのこればいいじゃない！」
という会話を散々しています。
そのたびに、「じゃぁ、いい人見つけておいて～～！」とお決まりのトークをするんですが、
最近、マジでそれもありなのでは？！と思ったり。笑
以前は、2年でここはもうおなか一杯、絶対に日本に帰るって思っていたけれど、
ここんところ、日本に帰って、日本の生活になじむことができなかったら、また戻ってきてもいいか～なんて思っている自分もいたり。
去年は、ハネムーンの情熱的な感情から冷めた後のすこし静かな感情を体験しました。
そして、今はそのあとに愛が深まる熟成期に突入している気がします。
これが、結婚生活のような感情なのだろうか。
だとしたら、きっと結婚というのはすばらしいんだろうな。
去年は、飽きっぽい私は、結婚生活難しそうだなぁって思ったけれど、
今ある、自分の中のこの地に対する深い愛から、きっと結婚生活も楽しいぞ！って希望がもてました！！笑
って、まず相手！！
そそそ、今思ったけど、最近自分の心がピュアピュアしている一つの要素は、最近読んでいる本、
『人生論・愛について』（新潮社：武者小路実篤著）
の言葉が胸にいろいろと引っかかっているからかもしれない。
今日のヒット箇所。
「僕がここで一番言いたいのは、自然のその不思議さなのだが、しかしあまりに人間はその不思議さになれていて、どの位不思議かということを感じさせることが出来ない。
僕はすぐれた人間や、美しい人間をいくらでも平気でつくり、平気で齢をとらせ、平気で死なせてゆく自然に驚く、しかしそれ以上にこの地上に人間のような微妙な生物をつくり得た、その原動力に驚き、その結果に驚く、何と何の化合でこんなものが出来るのだ。生命のあるところ、生命に必要な細胞を生きださせる能力に感心するのだ。」
この本を読んでいると、どうして人は恋をするのか、どうして人が痛みを感じるのか、どうして人はだれかとともにいるのか、喜怒哀楽はなぜ起こるのか、そんなことを自分の感情の記憶を通して、納得できる説明をしてくれる。
そのなかで、人間ってやっぱりすげ～～！
この命すげ～～！
って思ったんですよね。
そうなんです。
この世は、あまりに不思議ぎて、美しすぎるのですが、あまりにそのレベルが高すぎて、なかなか人がそのことに気づかない日々をついつい送りがち。
でも、ふとよくそのことを考えてみると、本当に感動がいっぱいで・・・、泣きそうになる。笑
ありがとうございます。
ってことで、ハネムーン後の倦怠期を乗り越えて、幸せに暮らしているセニョリータでした。
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新たな趣味ができた。
これもさ、人の想像力とか、技とか、人から人へ伝える力とか、そういうのすごいなぁって思うのでした。
