久々の気持ちのいい太陽！！
お日様っていいねー！！
このまま乾季へ行こうぜー！！
グアテマラでは、10月で学校が終わります。
そのため、各学校では、テストを行ったり、1年の学習内容のまとめをしていたりします。
そんなわけで、年の暮れを感じる今日この頃。
今は、9月末に行った教員学力テストの返却をするために各学校をまわりながら、教科書の進行状況を調査しております。
ここグアテマラでは、教科書の範囲を一年で終えられない先生がほとんど。
教科書は終えなければならないものという意識も低いのです。
この調査は去年も行ったのですが、感覚的に去年よりもだいぶ進行状況は改善されているように感じます。
市内全校での調査を終えてから、どんな変化が見られるか、データにまとめるのも楽しみです。
そんな調査をするために、何も言わずにひょっこり教室に入ってみると…
九九の暗記テストやっていた。
(この教室、倉庫みたいなところなんで、すごく暗い。ブレブレなのはお許しを。)
こんな風景、日本では当たり前かもしれませんが、こちらではそうでもありません。
グアテマラの子どもは、九九を覚えていない子がほとんどで、それが高学年の学習にかなり困難を抱える原因となっています。
そのため以前からこの九九をしっかり教えてくださいと常々言ってきたんですが、ここの学校の先生は私がお願いした通り、九九のペア練習をしたり、マス計算を取り組んだりと、本当に私を信頼して、提案したことくぉ全て行ってくださいました。
この九九の暗唱テストも、進級する前にやるといいですよー、と先日一言いってみると、今日にはもう実践していて、本当にありがたい。
この一年、そんな先生方の元で子どももたくさん学んだと思います。
今後の先生と子どもの活躍が楽しみ。
来年は6ヶ月しかありませんが、パイロット校をかえる予定なので、今年働いてきた学校の先生とは、今後直接密に働いていくことはなくなります。
この一年の感謝の印に、ディプロマという修了証を一人一人にお渡ししています。
中には、この一年の私の働きにものすごく感謝してくれる先生もいて、ありがたいです。
今年のパイロット校では、最後に子どもの学力テストを行って、今年の成果を見たいと思います。
明日は、最近私に対して冷たい態度の教育学区長と会議。
来年の活動について話し合います。
お互い柔らか心で話し合いができますように。
午後のパイロット校からの景色。
紫色の空。
美しかったなぁ。
