最近ブログを書く時間がとれません…。
毎日、起きてから寝るまでずっと活動のことで頭がいっぱい。
でも、毎日おもしろい一歩一歩を歩んでいるので、できるかぎり共有したい!
ということで、今日はちゃんと今日の一歩を紹介したいと思います。
今日はパイロット校での3回目研修会を行いました。
やったことは主に3つ。
1、子どもの学力調査テスト(先生たちが子どものレベルを知るため、この一年の成果をはかる年末のテストと比較するため)
2、授業観察(以前の研修の内容「黒板の使い方」が生かされているか。)
3、四則計算強化の研修会
まず、子どものテスト。
続いて、授業観察。
黒板どんなふうに使っているかなー?
10時間以上かけて作ったタイトルカードの効果はいかに?!
黒板、まったく使われてない!
前回の研修内容が1ミリも採用されていない。
こんなもんよね。
そんなに急な変化は期待はしてはいけませんよね。
しかし、
午後に行った学校では…
おー!めっちゃ見やすくなっている!
先週の黒板↓
今週の黒板↓
計画がよくされていたので、復習内容、今日の内容を消さずに進めることができ、子どもからしたらよりわかりやすい黒板になったと思います。
こちらも途中までしか見られませんでしたが、とても見やすくなっていました。
こちらの先生がたは、私がお伝えしたことをうまーく、自分なりに応用していて、数日しかたっていないというのにすごい変化がありました。
この変化には私もびっくり!
先生たちもそれを実感されているようで、今後の変化も楽しみです。
つづいて、研修会。
まず、先生たち自身に子どもの学力テストを採点してもらい、その中で子どもがどこでつまずいているのかリサーチしていただきました。
そして、どこでつまずいているのか、そこへどうアプローチしていくのか、という問いかけをしました。
そして、先生たちの言葉をひろいつつ、私からの提案。
「四則計算強化」
とにかくまず、簡単な計算を日々トレーニングして磨いていき
ましょう。と。
ましょう。と。
「算数はスポーツです。」
(最近みたドラマ「ドラゴン桜」の桜木先生の言葉を引用。)
「基礎練習がその後の算数の力の土台になります。」
ここで学年ごとに、毎日5分で取り組める、四則計算強化の活動紹介。
1年生「10のかたまりをつくろう」
先生に子ども役をやっていただき、実際にやってみました。結構盛り上がります。
2年生「たし算、ひき算の計算力アップ」
はじめは、全体で。
慣れてきたらひとりずつ。
「ひとりずつ」の活動があることで、いい緊張感が生まれ、空気がしまっていい感じです。
先生方もとってもノリノリでした。
この活動は、簡単そうに見えますが、計算力を上げるために「もっと早く!」と急かすと、大人でも結構いい頭の運動になりますよ。
フラッシュカードはテンポが大事。
ここらのテクニックは英語の授業でも使っていたので、慣れたもんです!
3年から6年は「かけ算は覚えよう活動」
ここの子どものほとんどがかけ算は手で数えたり、紙に棒をかいて数えたりして計算します。(先生方も覚えている人は少ない)
これでは、5、6年の内容は確実に厳しくなる。
かけ算を覚えるアイディアはたくさんありますが、まずは、一番シンプルものから。
「とにかく毎日唱える!」
こちらもまずは、答えを見ながら。
続いて、答えは隠して。
こんな感じで学年ごとに四則計算強化活動を紹介してみました。
先生たちは子ども役で実際に試してみたからか、とてもいい食いつきをしてくださり、授業でも実践してくれそうな雰囲気でした。
-毎日続けること
-ひとりずつ言わせる機会をつくること
この2つを大切にして、続けたら絶対に変化がでる。
と、言いきって研修会をしめました。
そして、来週からはいよいよ全市内の先生たちへ向けた、学力補強研修会が始まります。
最近は毎晩その準備で1日があっという間に過ぎていく。
ばったばたですが、今の私がやれるだけのものを提供したいです!
算数嫌いだった私が、なぜ今、算数のおもしろさをいかに伝えようかと日々考えているのだろう。
なんか人生おもしろいですね。
明日も早いので、おやすみなさい!