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2024クリスマスコンサート【後半】

感動の嵐だったクリスマスコンサート後半のレポートです。

そういえば全体の予定をのせていなかったので、ここで紹介。

司会は、白髭のわたくしが務めました!

6.ディエゴとエリカのレクレーション

2年前のコンサートもこの二人がくじ引き大会をしてくれましたが、今回もこの二人がやtってくれました。

昨年までは毎回私が考えたことをお願いしてきたのですが、今年は、この二人に視聴者の皆さんも参加できるゲームを考えてもらいました。

「誰でしょうゲーム」というゲームです。ルールなどはこちら。

事前に奨学生20名の写真を撮り(一人ワンアイテム)それをディエゴがカードにしてくれました。

皆さん、このカードを見ながら、くじ引きで選ばれた視聴者の皆さんが一問ずつ質問していくという形です。

ゲームをしながら、奨学生のことを知ることができるとてもいいゲーム!

何度か繰り返してやる予定でしたが、結局一回目の人が全然当たらなくって、一回になってしまいましたが、いろんな人に参加してもらうことができました!(私の通訳がちゃんとできていなかったようで、質問の答えがちょっと間違ってしまったことから混乱が生まれちゃいました。すみません!)

7.マヌエルのソロギター「Merry Christmas Mr. Lawrence」

クリスマスの曲で、日本人も楽しめるギターの曲ないかなぁ?

そんなときに思いついたのが、この曲!

マヌエルに音源送って、「これひける?」

と聞くと、数週間試してみた後に、できそう!

と引き受けてくれた私からのリクエスト曲。

ギターの腕は、かなり高いマヌエルですが、この一曲は指の動きも大きく、細かいので、結構難しかったようです。そんな中、このコンサートを盛り上げるために、たくさん練習して、素晴らしい音楽を届けてくれました。

また、マヌエルファンが増えたかな?

8. Rockin around the Christmas tree

マヌエルのお兄ちゃんエリオ(1回目のコンサートから毎年出演)とマヌエルのギターコンビにリサンドロのカホンと足でのタンブリンが加わって、陽気なクリスマスの一曲を披露してくれました。

はじめは、マヌエル兄弟だけの予定だったのですが、せっかく今年購入させてもらったカホンを使ってほしいなぁと思い、提案したところ、最終的にはカホンだけではなく、リサンドロのアイディアで日本から寄付してもらったタンブリンも一緒に足で鳴らすというスゴ技を発明して、見ても、聴いても楽しいパフォーマンスにしてくれました。

マヌエルは、2年前は声変わり前で、天使みたいな声をしていましたが、今ではすっかり男性の声になり、時の流れと彼の成長を感じました。

9.Jingle Bell Rock

今回の演目の中で一番不安だったのがこのグループ。

有志で自分が挑戦したい楽器を選んでもらったのですが、教えられる人がいないのですべて見本動画を見て各自練習というスタイル。

グレンダは、Youtubeを見て何とかがんばっていたのですが、リズムもあっていなく、指使いもかなり自己流で引きにくそうだったので、サンティアゴの元協力隊はるこさんに頼んで、指の動画をとってもらい、グレンダに送りました。

リコーダーのほうは、大学生ボランティアのさやかさんに3つのパートをそれぞれ吹くところを動画にとってもらいました。音符も一つ一つ書き出してくれて、本当に助かりました。

本番は、まだまだ完ぺきとは程遠いですが、それでも彼らの成長をとても感じる一曲になり、私としてはとても誇らしい気持ちになりました。

サックスのアンヘラが練習の日程決めたり、楽器の組み合わせを考えてくれたので、とても頼もしかったです!

10. 雪の華 in Japanese

今回のコンサートの一番の注目演目、マリアアンヘリカの雪の華。

これは、大学生ボランティアありささんのアイディアで

「マリアに雪の華とか受かってもらったらすてきそう。」

と言ってくれたのがこの選曲のきっかけ。

本人に尋ねてみるとぜひ挑戦してみたいと。

はじめは、英語バージョンでもいいよといったのですが、彼女自身が日本語でやってみることを決め、そこから数か月間たくさん自分で練習して歌詞も完ぺきに覚えました。

ただ、かなり歌うには難しい曲なので、そこを指導してくださる方が欲しいなぁ・・と思っていたところ、お願いさせていただいたのが、アメリカ在住のひとみさん。

このひとみさんは、現地スタッフの英語レッスンも引き受けていただいていて、陰ながら私たちの団体を支えてくださっている方です。

ひとみさんからマリアは8週間(全10回程度のレッスン)、1対1で歌唱の指導を受けました。

見る見るうちに変わっていくマリア。与えた機会に対して、期待以上の成果を出してくれる彼女は、本当に努力家だなぁと感心しました。

そして、本番の素晴らしい歌唱力、表現力。

1年前のコンサートでも歌姫をつとめましたが、それか何倍も成長して今年の舞台に立ってくれました。

私自身は、感動してしまって、涙がでてしまい、うまく声が出せませんでした。

きっとほかの皆さんもグアテマラからの心に響く音楽を感じていただけたのではないかなと思います。

11.第一期生によるスピーチ

コンサートも終わりが近づいてきたところで、第一期奨学生によるスピーチ。

この3年間の中で一番の思い出や、里親さんへの感謝の思いを1分程度で語ってもらいました。みんな共通して言っていたことは、英語プログラムで英語を学び、日本の子供たちや先生たちとつながれたことは、本当に良い思い出になったということです。

活動開始当初は英語をこうして教え続ける予定はなかったのですが、この1期生たちが意欲的に「英語をやりたい!」と言ってくれたこと、現在の英語プログラムができました。

あれから3年間の月日が流れたことが信じられませんが、私は一つ一つのことをとても鮮明に覚えています。こうして彼らと一緒に歴史を作ってこられたことに深い喜びを感じました。

12.White Christmas in Spanish

最後は、奨学生全員参加による「White Christmas」。スペイン語では「Blanca Navidad」という曲で今回は、スペイン語で歌ってもらいました。

小6~中3までの4学年がそろう初めてのコンサート。

20名が同じ舞台に立ち、こうしてみるとこの団体の活動が成長していることを感じます。

今年は、アカデミアの塾生も22名参加し、大人たちも含めると45名で作り上げたコンサートとなりました。

出演者は、地球の反対側にいる日本の皆さんの姿を頭に浮かべながら、カメラに向かって精一杯のパフォーマンスをしてくれました。

その想いが、オンライン上でひしひしと伝わってきて、本当に心が温まる1時間半のコンサートでした。

 

この行事を終えると、また一年が終わったんだなぁという気がします。

そして、ここまでやってきてよかった。こんな素敵なご縁を結べてよかった。

今年も、そんな風にこのコンサートを通して実感することができました。

 

ありがとう、本当にありがとう!

やっぱり、グアテマラが大好きだ。