もうすぐ、グアテマラでのボランティア生活2年が幕を閉じようとしています。
訓練期間も合わせ、2年3か月で、どうやらこの記事が473回目の投稿らしい。
時には、活動の内容を、
時には、くじけた話を、
時には、グアテマラとは全く関係ない、過去の思い出話を、
時には、教育に関することを、
時には、自分の心のことを、
ジャンルにとらわれず、とにかくその時に心に浮かんだ自分の思いや考えを書いてきました。
自分にとっては、このブログは心の日記みたいなもので、自分がどの一瞬一瞬をどのように生きたのか、何を思って生きたのか、それを記録しておきたいと思って、いつも書いていました。
なので、人に伝えるというか、自分のために書いてきたという感じです。
でも、そのなかで、私のブログを読んで反応してくれる人もいて、経験や思いを共有することって、やっぱり人としての喜びなんだなっていつも思っていました。
だから、こんなにずっと続けてこられたんだと思います。
私のまわりにも結構ブログをもっている人はいるんだけれど、
「なかなか続かない…」
と言っています。
どうやら、人によってはブログを継続的に書くことが難しいという人もいるみたいです。
じゃぁ、なんで私はこんなに続けられたんだ?
と考えていました。
一つは、
「自分の心の思いと向き合う時間が好き」
なんだとおもいます。
その習慣ができた起源は、多分高校時代にあると思います。
以前、ブログで書いたこともあるんですが、私は高校時代バスケ部の顧問の先生と毎日毎日交換ノートをしていました。
2017年10月8日「心の交換ノート」(過去のブログはこちら)
無印のノートに毎日一時間近くかけて、その日に感じた自分の心の動きをノートに書いていました。そして、先生はその日のうちに返事をつけて返してくれました。
これを、卒業まで3年間ずっと続け、最後は20冊近くになっていたと思います。
顧問の先生が言っていたのは、
「書くことは、考えること。」
ということ。
その言葉は真実でした。
心がどうも落ち着かない時、よくわからないままノートに思いを書き出してみると、書いているうちにさらに思いが出てきて、自分の心の様子がわかったり、ある時は、書いているうちに自分で答えに出会ったりと、書くという作業の中で新たな自分を発見していくことがとにかくおもしろかったのです。
そこから、私は「心を書く」ってことが好きになったんだと思います。
そして、その自分の心の状態を誰かと共有するってことに、喜びを感じるんです。
このブログももうすぐ終わりがきますね。
これまでのバックナンバーをみてみると、そこに私が生きた軌跡があります。
ここに生きた自分の時間が確かにあったこと、
ここで自分の心が変化していったこと、
笑顔も涙もいろいろあったけれど、
その時の気持ちを素直に書いてきたつもり。
今、ちょっぴりそのことを振り返って、2年3か月、このブログを続けてこられて、本当によかったなと思いました。
どれだけの人が読んでいてくれたのかわかりませんが、少なくとも読んでくれている人はいてくださったみたいで、本当にありがとうございます。
私と一緒に思いを共有してくれて、どうもありがとうございます。
一週間後には、もう日本ですね~。
まだ、ちょっと日本にいる自分が想像できませんが、終わりは着々と近づいているみたいです。
帰国後は、数記事は投稿するつもりでいますが、その後、このブログは終わりにしようと思っています。
あと残りわずかですが、どうぞよろしくお願いします。