日×グ英会話

国境を越え、心が通じ合う瞬間

気づけば、第2回目の交流会の反省を書ききれないでいるまま、第3回目の交流会が始めってしまった!

第2回目の交流会では、どのペアもものすごく変化があって、しっかりとそれを記入したいと思っています。でも、それは、とりあえず明日やることにしてと…。

先ほど、終わった第3回目の交流会がめちゃめちゃよかったので紹介したい!!

3回目の今回は、小学生、中学生はグループ会話。

6歳×10歳ペアと高校生ペアは引き続き個人で行います。

それで、今日は6歳×10歳ペアの会でこの組に関しては、両国のご家族が大変このプログラムに積極的にかかわってくださっていたので、いっそのこと家族ぐるみの交流会という位置づけで第3回目は行いました。

 

すると、グアテマラの方ではカメラの前に一家全員が完璧な民族衣装で全員が待機してくれていて私も大変驚きました!

 

今回のテーマは、「自分の国の紹介」だったのですが、グアテマラの方では自分たちの民族衣装を紹介するということで、実際に身に着けてくれていたのです。

家にある民族衣装をかき集めて、た~くさんの服をカメラの前で紹介してくれました。

聞いてみると、どれもここのママさんが自分で刺繍してつくったものだそうです。

本当に素敵な民族衣装ばかりで、わたしも改めてグアテマラの文化のすばらしさに触れました。

そして、髪かざりのトコヤルは、パパさんが手織りしたものらしくこちらも見ごたえありました。

するとママさんが、「今からここで、どうやってつけるか見せようか?」というので、ぜひ!とお願いすると、その場で妹ちゃんの髪を一度ほどいてその場でくるくると巻き上げ行く様子をライブで見せてくれました。

私もそれをみるのが面白くって、まじまじと見てしまいましたし、日本側のご家族も画面に顔を乗り出してご覧になっている様子でした。

今回は、家族間の交流ということで参加者のみに関わらず、そのご家族にもこの会話に関わってもらいましたが、日本側のママさんはとっても興奮されているようで、娘ちゃんそっちのけで(笑)、気になることを質問したり、感想を伝えたりと、積極的に参加してくださりとても活気ある雰囲気でした。

グアテマラ側のこの10歳の女の子ですが、プログラムの初めの面接で、本当に英語ができなくって、何度繰り返し練習しても、正しく音を発音できなく、私も心が折れそうになった子でした。でも、いろいろなレベルの子どもに入ってもらいたかったので、この子の参加も認めたのですが、回を重ねるごとに、どんどん英語が話せるようになったり、発音が聞き取りやすくなったり、こちらの言っていることを理解して妹へ訳してあげている姿なんかもあって、私も感動してしまいました。

 

すごいなぁ。

 

子どもってどんどん成長してく。

そして、グアテマラ側のママさんも、このプログラムを本当に喜んでくれているようで、最後の感想では

「このプログラムに、本当に感謝しているよ。今日で3週間が経ったけれど、本当にこうして日本とつながれていることがうれしいよ。こんなすばらしい機会を私たちに与えてくれて、どうもありがとう。」

そんな風に言っていただきました。

 

私も自分自身は当然楽しんでいるのだけれど、こうして参加者の方々もそうやってこのプログラムの中で英語でつながる喜びを味わってもらえていて、本当にうれしく思いました。

 

このように、この6歳、10歳ペアは、一番英語ができないし、知っている表現も少ないけれど、お互いがお互いを知りたいという思い、伝えたいという思いが一番強いような気がしていて、その分心が通い合う瞬間がたくさん生まれている気がします。

 

そして、ここのペアは、質問を投げかけるときに、必ず相手の名前を全力で呼ぶんですね。

それも、とっても良くって、

ほかのだれでもない、あなたに聞いているのよ

そんな思いが目に見えて、とてもいい時間になっているなと感じます。

 

明日には、まだ別のペアとグループがあります。

今回は、グループ会話に挑戦ということで、また未知なる世界ですが、まずは、このつながる喜びというのを味わえる空間を生み出せたらいいなと思っています。

 

本当にいろいろと学ばせていただいているモニター生徒の皆さんとそのご家族の方には、感謝しかありません。

この瞬間が私の未来のビジョンを広げてくれています。

残り1週間ですが、どうぞよろしくお願いします。