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ジャマイカのことば

ジャマイカで一番意外だったことは…

ことばがわからない!!!
英語圏だと聞いてなめていた自分。
「ジャマイカの第一印象」という記事でも少し書いたのですが、ほんっとうにことばが聴き取れないのです。
こんなんで英語教師失格…
とか思っていたのですが、あとでこっちの日本人に聞いたら、ジャマイカ人は「パトワ語」という言語をしゃべっているとのこと。
(なんだー!英語じゃなかったんだ!)
ちょっと一安心。
そうだよね、そうだよね、
あんなにわかんないんだもん、英語じゃないんだよね。
でも、このパトワ語っていうのは、英語をめちゃくちゃ崩した究極のブロークンイングリッシュらしい。
だから、たまに聴きとれて、英語か?みたいな感覚になるんです。
中には、聴きとりやすい英語でしゃべってくれる人もいるんですが、ステイしたおうちの家族はめちゃくちゃパトワ語なまりがきつくって、なんども聞き返してようやく意味がわかるという感じでした。
特に私になついた4歳の女の子が話すことは、8割何言っているかわかんなくって、久々にコミュニケーションの難しさを感じました。
とあるジャマイカ人によると、このパトワ語は奴隷制度時代、奴隷たちが使用人にわからない言語で会話するために発展したんだと教えてもらいました。
また、別のジャマイカ人は、いくつかパトワ語がブロークンイングリッシュからきているという例を教えてくれました。
よく耳にする「ワグワン」という言葉は、
英語でいう
“What’s going on?”
からきているんだと。
で、このワグワン!という挨拶をオバマ大統領がジャマイカを訪問した時に、スピーチの冒頭で使って、ジャマイカ人がドッカーンとなり、彼らの心を鷲掴みにしたんだとか。
Youtubeで調べたら、その時の動画が見つかりました。

あとは、「h」を発音しない傾向があるらしく、例えばステイ先の女の子とお絵描きしていた時に、彼女がひたすら
「エアー、エアー」
っていうのがなんなのかはじめはわからなかったのですが、だんだんそれが
「hair (ヘアー)」
で、髪を指しているということがわかりました。
だから、なんかわかるようでわからない、
このパトワ語はなかなかくせ者でした。
でも、そんな文化がジャマイカにあることも行ってみたからこそわかったこと。
また日本の学校に戻ったらいろいろと語れるネタができました!
教師は自分が経験したすべてのことが、現場で生かせる仕事なので素敵な仕事です。
リアルタイムでは、すでにグアテマラに戻ってきています。
ここで過ごすのもあと1週間。
いろいろと大詰めです!

ジャマイカ最後の夜はこの夜景で締めくくり!

ライン@「Saki en Guate」の配信もあと1週間。
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