セニョリータと土曜日に算数したい人~~!!
本日土曜日、2回目の土曜補習授業を無事に開催しました。
参加者は・・・・
3名!
1人増えた★
前回来てくれた姉妹がほかの姉妹をつれて、来てくれたので、3人。
つまり、みんな姉妹!!
なかなか、集まりませんが、自分が一番勉強させてもらっているので、一人でも参加者がいるだけで、とてもありがたい。
今日のテーマは「分数のたし算ひき算」
分数のテーマの中で、一番複雑なのがこのたし算、ひき算だと思います。
特に、分数の性質が分かっていないと、なぜ分母が違う時にはそのままたし算ができないのか、など理解できません。
そこをどうやったらわかりやすく展開できるかな?と考えた結果、今回は〇を1とする、円形の教材を使って、展開してみることにしました。
円を使うことで、1という単位がつかみやすいかなぁと思ったからです。
まずは、先週のおさらいから。
真分数、仮分数、帯分数。
特に、仮分数と帯分数の転換は今回のテーマでもとても大切。
もう一度、図にしてなぜそうなるのか?を理解してもらうことを心がけました。
また、大きさの等しい分数の復習もじっくりと。
こちらも今日のテーマで土台となる知識です。
こうしてやってみて思いますが、やっぱり算数は「積み重ね」。
土台が欠けていると、どう頑張ってもそれより上の知識を身につけることは不可能ですね。
ですから、先生たちにはじっくりと基礎の基礎を固めていってもらいたいなぁと思うのでした。
復習をしたあとに、ようやく本時のテーマ、たし算ひき算へ。
分母が同じ分数のたし算は、どうして分子のみ足すのか??
教材を使って、その理由を探る。
理論だけではなく、「どうしてそうなる?」
そこまで説明できる先生になってほしいのです。
そして、本時の山場、分母のちがう分数のたし算、ひき算。
1/2+1/6はどう解くのか??
円の教材をつかって、その理由を暴く。
図で理解した後に、数字をつかってどのように問題に取り組むのか。
1、最小公倍数を探す
2、分母同士をかけ、相手の分母を分子へかける。(X法と呼ぶ。)
この2種類を数回練習しました。
最後に、個人で練習問題にとりかかる。
うっかりミスはあったものの、少し助言をするだけで、自分の力で解くことができていました。
「やった!今日は妹の力を借りずに一人で解けたぞ!!」
とお姉さん先生はとっても喜んでいました!!
このテーマの問題は現在おそらく7割ほどの先生は、とけない問題です。
今日は教科書では、10時間以上かけてやるところを一気い2時間でやったので、本当に先生方よく頑張りました。
私も、こうやって先生方と一緒に活動することで、どのあたりでつまずいているのか、理解に苦しむのか、肌でわかることができるので、とても勉強になります。
自分の腕をもう少し磨いて、またグアテマラの先生がとても苦手としているこの「分数」のテーマで授業をし、サンティアゴの先生は余裕で分数もできるんだぞ!と胸を張れるようにしたいなぁ!