令和3年度附属新潟小学校6年生担任の長谷川です。この1年間を通して,子供たちは世界の様々な国と交流をしてきました。
5月には,中国の北京師範大学実験小学の子供と2度交流をしました。
1度目は中国の伝統的な民謡である茉莉花を一緒に合唱。
2度目の交流では,茶摘みを中国の子供たちと一緒に手遊び。
9月には,韓国・ロシア・ベトナムのゲストティーチャーから,各国の特徴や課題についての講演していただきました。
11月には,ウガンダの子供と互いの国の文化紹介。後日,自分たちが紹介したけん玉でウガンダの子供たちが遊んでいる動画が送られてきました。子供たちは「なんだか嬉しい,子供でも世界を変えることができるのだ」という思いをもちました。
そして,12月からはグアテマラの子供たちと交流を続けてきました。こちらの詳細・経緯については,HPの別の記事をご覧ください。交流を続けて子供が感じたこと,そこから学んだこと,これからどうしていきたいか,自分たちの言葉でまとめています。
このように多くの体験をしてきた子供に,「世界の様々な人たちと関わるためにはどのようなことが必要なの」と投げかけました。記事をお読みのみなさんはどのようにお考えですか?
以下が子供たちの感想です。
私が必要だと思うことは、相手の国の文化や伝統を尊重することです。どの国にも伝統や文化があります。1年間でたくさんの国と交流してきましたが、素敵な文化や伝統がありました。私たちの国の日本にもたくさんの文化や伝統があります。違う国の特徴を理解してあげることで、歩み寄ることができると思います。そこから協力し合うのもできるようになると考えました。
このように、日本にもたくさんの独特の特徴があり、異国の国にもたくさんの特徴があります。それを否定するようでは私は仲良くはなれないと思います。なぜなら、理解し合おうと思えていないからです。相手のことを理解したいのならまずは、その人の国のことを知るべきだと思います。そうすれば、協力しあったり。助け合うことができると思います。
他国の人々と協力し合うにはその人の国の文化や習慣を受け入れることだと思います。
なぜ、他国の人々と協力し合うにはその人の国の文化や習慣を受け入れることなのかというと、相手の国の文化や習慣を否定して、日本の文化や習慣を押し付けても押し付けた方は、自分の国の文化や習慣になってくれていい気持ちみたいな気持ちになると思います。でも、押し付けられた方は自分の国自体を否定されたような気持ちになってしまうので相手の国の文化や習慣を否定して、日本の文化や習慣を押し付けるのはダメだと思います。
でも自分の国にいてその国の常識を教えることも大切だから、教える時は、「この国ではこういうときはこうするんだよ。」という相手の国のことも認めながら教えることが大切だと思います。
私は、他国の人々と協力し合うために相手のことを理解することが必要だと思います。たとえ、言語の壁があったとしても相手が何を話しているのか理解し、自分は相手のために何をすることができるか考えていけば、良いと思います。1番大切な精神は、私は「助け合い」だと思っています。自分が相手のためになることをしてあげる場合もあれば、困っているときに助けてもらうという関係が良いと思います。今は、外交関係で上手くいっていないところも多くありますが、ここも助け合いをしていけば今のような現状にはなっていないと思います。だから、相手のことを理解して助け合うことが他国の人々と協力し合うために必要なことだと思いました。
僕が思うには、外国の人と協力するのはお互いの文化を認め合いそれを発見だと感じることが大切だと思います。「日本だからこうでしょ」「外国の文化は変」そんなことばかり思っていたら外国の人とは協力できないです。何故ならお互いが文化を認め合わなくてはこれから日本ではグローバル的社会になり外国の人と働かなくてはいけないときに認め合わなければ仲良くもできないし社会について興味を持つことができないからです。世界と繋がるにはまず人と人が仲良くなりそしてその国の文化を新たな発見にしまたその国の人と出会ったときに生かすことができるので僕はお互いに認め合うにはお互いの文化と認め合いそれを発見だと感じることが大切考えました。
他国の人々と協力し合うためには、心を通じ合うことが必要だと思います。グアテマラと交流をしたとき、英語が上手く伝わってないところがありました。ですが、グアテマラの子達は踊れてました。見よう見まねで踊るのはとても難しいと思います。グアテマラとは数回と交流したため、英語が伝わらなくても心が通じ合い踊れたのではないのかなと考えています。それと同じように協力するためには、心を通じ合い、理解し合うことが必要だと思います。
僕は、世界の人と協力をするためには何事にもフレンドリーな気持ちを持って取り組むことが大切だと思います。人間の心理は、何かを競争してトップに立って優越感を味わいたい。そういうふうに働くそうです。確かに生活をしていく中で、そのように感じることはよくあります。でも、そのような思いがどんどんと発展していって、多くの人が傷つく、「戦争」というものに発展していくのだと思います。これができたのならば、この世から「戦争」というなの争い事などは消えて、世界中の人が協力して、ものすごくいい世界ができていると思います。それは、その人しか持っていない。その国しか持っていない。自分たちと他の人たちとの差を決して貶したりすることなく、互いに認め合い、その違いをまた楽しみ、フレンドリーな気持ちを持って取り組む。実際に取り組むことはでくなくても、助け合おう。協力しよう。意識をすることで、自然と行動が起こされ、理想に一歩近づくことができるはずです。実際に行動をすることができなくても、その気持ちだけは忘れずに、生活をしていくことが大切だと思います。
他国の人々と協力し合うためにはお互いの国のことについてよく知ることが大切だと思います。協力したくても今相手の国がどのような現状でどんなことに困っているのかということを知らなければ助けたりすることはできないと思います。私たちも現在グアテマラなどに国の課題などを調べて、そのことをみんなに知ってもらうためにサイトを開設しました。このように、困っていたり助けが必要な国がある時には私たちにできることをして援助をしたり、もし私たちが助けが必要な状況になった時には相手の国に助けを借りるなどとしてお互い助け合いをすることができると思います。だから、他国の人々と助け合ったりして協力するにはまず他の国がどんな状況なのかを理解して分かち合うことが必要だと思いました。